こんにちは。
NPO法人リンクトゥミャンマーインターン生の玉木杏佳です。
先月、私が行いました支援についてこの場をお借りしてご報告させていただきます。
この日は、離職し、現在求職中の在日ミャンマー人の国民年金の支払免除申請のため、都内の年金事務所へ同行支援を行いました。
1時間ほど電車に揺られながら、好きな日本食や、前職のこと、日本での生活など、様々な話をしました。その方は非常に日本語も流暢であり、日本への入国前も、入国してからも相当な努力をされているのだと感じました。
年金事務所に向かう前に、まずは在日ミャンマー人の方と事務所近くの飲食店で昼食を。ハンバーグ、ステーキを頂きました。その方曰く、ミャンマーで販売されているお肉は非常に弾力があるため、日本のステーキや焼き肉のような食べ方は好まれず、数回煮込んで食べるのが主流とのこと。同じ豚肉や牛肉でも、国が違えば食も違う。私たちが団体キャッチフレーズに掲げている「ちがいをだいじに」を身に染みて実感することができました。ミャンマーの煮込んだ肉料理も美味しいとのことだったので非常に興味がわきました。ぜひ機会があれば頂いてみたいものです。
さて、長くなりましたが、タイトルに記載した通り、本題は年金事務所への同行支援です。
失業などの場合、国民年金保険料の納付が申請を行うと免除になります。しかし、公的な機関での手続きは外国人には扱いづらい煩雑な手続きが多くあるため日本人が窓口まで同行して申請の手続きを補助する必要があります。
実際に、年金事務所の窓口では日本語で専門的な用語が飛び交い、とても在日外国人が一人で対応できるものでは無いと感じました。必要書類の判別、離職証明書のコンビニでの印刷、宛名の記入などを私が対応致しました。全ての申請に必要な作業が終わった後の、在日外国人の安堵の顔を見た時は、非常に胸がいっぱいになりました。同時に、沢山の感謝の言葉をいただきました。この経験を糧に私自身、在日外国人支援に一層力をいれ、精進していく所存です。
普段の生活の中で私達日本人が不自由なく遂行できることであっても、言葉や文化が違う在日外国人にとってはその障壁は大きく、支援者に頼らざるを得ないことが少なくありません。
外国人との共生社会の実現のためには、日常生活のほんの些細な事にも手を差し伸べていく必要があると強く感じました。
上記のような活動を行い、在日ミャンマー人への支援を継続するためには、皆様からのご支援が不可欠でございます。
再三のお願いで恐縮ではございますが、「在日ミャンマー人と日本人が共に安心して暮らせる社会」の実現のために、クラウドファンディングを通じたご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
NPO法人リンクトゥミャンマー 玉木杏佳