リンクトゥミャンマーの戸沼です。いよいよ、今週の土曜日に、心の共生セミナーを開催いたします。セミナー申込しかし、なぜ、「心の共生」なのか…。それは、この1年間で、多様な他者とつながりあうためには、制度だけでなく、心と心を通わせて対等な関係になる、ということがとても大事である、と感じた場面がたくさんあったからです。詳しくは、以下のブログもご参照ください。ブログ記事この写真は、今回のセミナーの講師としておよびしている早川さんの運営している日本語教室に、当会インターンの方と一緒に伺ったときのようすです。「支援者」が「学習者」である方を熱心に教えている…。そんな写真に見えるのではないでしょうか。しかし、早川さんの教室は、それ「だけ」ではないのです。例えば一緒にカラオケをしたり、パーティーをしたり、ちゃんと外国文化の勉強もあります。このようなたくさんの経験を積んでいく中で、「支援者-学習者」という関係性そのものが、すこしづつ変化をしていく、そんな感覚になりました。(ブログでも、元生徒との関係性が少しづつ変わっていったことをまとめてみました)なので、私は、今のところ、心の共生とは「たくさんの協働経験のなかでお互いの関係性が変化していく」ことである、と考えていますが…。それが適切と言い切れる自信はありません。だからこそ、皆様と一緒に学ばせていただき、たくさんの「共生のタネ」をみつけたい。そんな感覚でいます。ぜひ、お越しいただけますと幸いです。なお、再三の告知で恐縮ですが、このクラウドファンディングで6000円以上のご支援をいただいた皆様は、資料代1000円を無料に致します。もちろん、当会代表の著作も、資料としてプレゼントいたします。まだまだ募集中ですので、どうぞよろしくお願いします。
♯教育 の付いた活動報告
こんにちは。NPO法人リンクトゥミャンマー、インターン生の吉田です。本日は2月28日に行ったミャンマーの日本語学校とのオンライン日本語レッスンの模様をご報告いたします。【レッスンの内容】リンクトゥミャンマーでは、ミャンマーのヤンゴン近郊にある日本語学校と継続的にオンライン上での日本語レッスンを行っています。27日のレッスンでは、15人ほどの方が参加され、約1時間の間様々な会話を通して日本語の表現や日本での生活についてお話ししました。レッスンの冒頭、今回のレッスンで習いたい日本語表現や日本での生活について知りたいことを現地の学生に尋ねると、「日本の規則について教えてください」との要望を頂き、日本で大切にされている挨拶、食事中や公共の場でのマナーに関して簡単なやり取りの練習をしました。学生たちは「いただきます」や「ごちそうさま」など、知っている表現を積極的に口にしてくれました。その後、日本で就職する際の面接についての質問を頂き、入室から面接をする人とのあいさつまでの流れ、面接で尋ねられる質問の例などを共有し、数人の学生との模擬的なやりとりを行いました。また、自分がしたいこと・自分が欲しいものを伝える表現を練習すると、学生たちはひとりひとり順番に「わたしは○○がほしいです」と自分の欲しいものについて発言し、表現を確かめていました。レッスンの後半、日本の小・中学校への進学を検討している学生と教室の先生から、日本の学校に関する質問が寄せられました。寄せられた質問として、・授業が始まる時期はいつか・入学時点でどの程度日本語が使える必要があるか・進学すると1か月あたりどれくらい費用がかかるか・外国人の学生が入学する場合、特別に費用がかかるか、入学試験はあるかなどがありました。【レッスンを終えて感じたこと】今回のレッスンを通して、日本語学校の学生たちが、私が伝えた日本語表現を積極的に発話し、単語だけでなく単語が使われる場面や例文まで手元のノートにメモを取っていた姿が特に印象に残り、少しでも多くの会話表現を覚えようという意欲、日本での就職・進学を見据えた意識の高さを感じました。今後のレッスンでは、新しい表現を伝えることに加え、表現が定着しやすいよう実際の対話を想定した発話練習をより多く取り入れていこうと思います。また、日本の学校への就学を考える学生とのやり取りを踏まえ、国内の学校への就学に関する基本的な情報が他国の人にとって入手しにくいものであるとの気づきを得るとともに、現地の人と話せる貴重な機会である日本語レッスンを通して日本での生活に関する有益な情報を伝えられるよう力を入れていきたいと感じました。
こんにちは!リンクトゥミャンマーの戸沼です!当会の活動の一つとして、現地の日本語学校の支援があります!ミャンマーは、近年報道されているようにまだまだ政情が不安定な部分があり、日本に留学したいという若い人が多くいます。当会では、ヤンゴン近郊の日本語学校を支援しています。この日本語学校と当会が出会ったきっかけが、実は日本での「居住支援活動」でした。「居住支援」とは、定住支援活動の一環で、主に外国にルーツのある方に対して、不動産を探してあげる事業です。当会として居住支援したミャンマーにルーツを持つ方の親戚が、現地で日本語学校を経営しており、そのご縁をきっかけに支援をすることになりました!現在、インターン生で日本語の指導を補助しています。ミャンマーには、日本語の先生が少ないため、現地の日本語学校にとってもとても貴重な機会になっています。また、当会にとっても、ミャンマーで生活をしている方と直接お話ができるのは、嬉しいことです!在日の外国にルーツのある方々の支援と現地の支援は、一見つながっていなそうで、実は「つながって」います。この日本語学校より1名、日本の企業への採用が決まり、当会としてもその支援をいたしました。このような動きを作り出していくことは、ミャンマーの経営者を応援することにもつながります。それは、ミャンマー社会の基盤強化に大切になるのではないでしょうか。これからも、現地のミャンマーの方の助けとなるような支援にも力を入れていきます!応援をよろしくお願いします!