2024/05/14 15:00


有限会社高橋写真館は、

入間川七夕まつりのメインストリート付近にある写真館で、

創業から約100年になります。



写真館のエントランスには、

木製の大判カメラ通称「アンソニー」が展示されています。



このカメラは、大正期から昭和40年代頃にかけて

国内の写真館で広く使用されていたアメリカのアンソニー社のカメラで、

高橋写真館さんでも実際に使われていたカメラとのことです。


今回のリターン品について、詳しくお伺いしました。




リターン品 その1

『写真が語る狭山のあゆみ 高橋利三郎写真集』について


同写真館の初代・故高橋利三郎氏が撮影した

約100年前の 狭山市の風景や街並み、

人々の生活など、貴重な写真が詰まった一冊です。


この写真集は、高橋さんの父、彦一さんが

祖父の利三郎さんの

「写真に対する思いを後世に伝えたい」

という強い意思により出版したものです。


昭和初期から中期にかけて、狭山市の街並みや、

入間川がどのように変化してきたかを垣間見ることができます。


また、七夕飾りも大きな竹飾りから、

矢来飾りに変わっていった昭和初期の貴重な写真を見ることができます。


今と昔の景色の違いを楽しむことができるのではないでしょうか。




リターン品 その2

『スタジオ写真撮影サービス』について


撮影は、豊富な経験と専門知識を持つ高橋さんが、

写真館のスタジオでお客様の大切な瞬間を写真に収めます。


このサービスでは、

特別な日や大切なイベントをプロフェッショナルな目線で撮影し、

思い出に残る素晴らしい写真を提供します。


撮影内容は、撮影した中から

モニターを見ながら1枚を選んでいただきます。


その写真を、約A4の用紙の大きさでプリントし、

写真フレームに収めます。


あなたご自身はもちろんのこと、

きっと思い出に残る家族写真になることでしょう。

ペットも一緒にお撮りすることができるとのことです。




〝高橋さんにとっての入間川七夕まつりはーー〟


小学校低学年の頃、

夏休みの宿題のため、友達3~4人で的屋の間に座って

七夕まつりの矢来飾りをクレヨンで描きました。


宿題を終えると、郵便局前にあった薬局と

盛文堂書店の間の路地で吹き矢をやっていて、

夢中になってやっていましたね。


また、商工会議所の前では、

うなぎ釣りというものがありました。


うなぎを素手で掴むのではなく、

エサもつけず釣り針だけで釣るというものです。


今思えば、なかなか釣ることはできないのですが、

当時は、夢中になって、

何度も親にこづかいを貰いに戻ったものです。


竹飾り用に仕入れた大きな竹を、

セブンイレブンの向かいにあった広場で、

各商店が購入した竹を渡していました。


当写真館でも竹飾りを飾っていました。


今は本当に少なくなりましたが、

当時は、各商店も一斉に飾っていたので、

同じ通りにも多くの竹飾りがあったのを覚えています。



今でも華やかなイメージがありますが、

当時は、もっと盛大だったことを話から感じました。


高橋写真館では、写真撮影をはじめ、

角度を変えると異なる写真を楽しめるレンチキュラー写真の製作や、

平面なのに立体的に見える3D写真の製作もされています。


こちらの製作については、別途承ることができるとのことです。

ご興味ある方は、ぜひご連絡してみてください。



「有限会社 高橋写真館」

所在地     埼玉県狭山市入間川3-8-18

TEL    04-2952-2074

営業時間 AM10:00~PM6:00

定休日     水曜日・木曜日

     土・日・祝は営業