今年で狭山市は市政70周年を迎えます。
一方、入間川七夕通り商店街は60周年を迎えます。
入間川七夕通り商店街振興組合の会長 吉田 早苗さんに、
入間川七夕まつりのことについて話を伺いました。
昭和26年、まだ3歳だった頃に狭山市に引っ越してきた吉田さん。
お父さんが七夕飾りを作るのを見て育った吉田さんは、
自身で作った飾りで、商店街主催の七夕飾りコンテストで賞をもらって以来、
矢来飾りを作り続けているそうです。
手作りの矢来飾りの魅力を伺いました。
「矢来飾りで工夫していることは?」
矢来飾りの下部の吹き流しに、
以前は方眼紙を染めたものを使ったりしていましたが、
不織布が色落ちせず、破れず気に入っています。
「矢来飾り作りの魅力は?」
来てもらった人に楽しんでもらいたいと思っている。
自分で作ることによって、
他の人の作品と見比べる面白さも感じられます。
過去に吉田さんは、小学校やデイサービスでも
矢来飾りの魅力や作り方を教えたことがあります。
子どもたちには、商店街で紙芝居を作って、
市内の全小学校に寄贈しました。
デイサービスでは、利用者に商店街の店主だった人がいて、
吉田さん寄り率先して
他の利用者や職員に作り方を教えて、
盛り上がったこともあったそうです。
吉田さんは、今も全国の七夕飾りを見て回っているそうです。
手には、各地の七夕まつりのパンフレットや
自分で撮影した写真資料が。
写真は去年、竹飾りコンクールで織姫賞(金賞)を受賞。
七夕飾りを作ってみたい人は、
気兼ねなく声をかけてほしいとのことです。