2月8日(木)に始まり、22日間続いたクラウドファンディングも本日で最終日となりました。
これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。多くの方から応援やシェアを頂き、感謝しかありません。最終日ではありますが、改めてBiokashiの経緯と作りたい未来をお伝えできればと思います。
2018年に生まれたBiokashi。その背景には僕がオーガニックスーパーで販売をしている時に、お客様から言われたこんな言葉がありました。「子どもと一緒に食べるものだから、オーガニックにこだわりたいの。」お客様はオーガニックのお菓子を探しているにも関わらず、世の中にはオーガニックのお菓子がほとんど無い。これはなぜだろうと思い、調べていくうちにその原因が見えてきました。それは「オーガニックの素材が希少かつ高価」で「オーガニックの工場がほとんど無い」という事です。
僕らの会社では2007年からオーガニックの菓子原料の取り扱いをしています。10年以上オーガニックに携わっている自負があります。「オーガニックのお菓子」を作る事。これは僕たちの役割では無いかと考えました。そこで、Biokashiというオーガニックのお菓子のブランドを作り、オーガニックの素材を探索しオーガニックの工場を増やしていきました。
開発の過程では、本当に有り難い出会いの数々がありました。十勝のジャガイモの生産者さんは、「子どものはじめてのおやつがオーガニックになるなら…」と、無理な収穫に挑戦してくださいました。岐阜のクッキーの製造メーカーの社長さんは、「半年でオーガニックの認証に挑戦してみます」と有言実行いただきました。そんなご縁ある方々の挑戦が今回お届けするお菓子に詰まっています。
一方で、必ずしも全てが順調な訳ではありませんでした。価格の面で手に取ってくださる方を制限してしまっている一面もあれば、製造と販売が折り合わず、やむなく販売停止となった商品もあります。とは言えオーガニックのお菓子を当たり前にする旅はまだ始まったばかり。改めて立ち上げから6年の棚卸しをしつつ、これまでご縁を頂いた方々に感謝を伝える場として今回のクラウドファンディングに挑戦をすることにしました。
今回頂きましたご支援金を活用して、春にはコミュニティを立ち上げます。素材の生産者さんや菓子工場さんを身近に感じられて、オーガニックについて皆で美味しく学んで行けるような場を考えています。そして、夏にはBiokashiの新商品を皆さんにお披露目したい思います。6月は京都で、10月には東京で開催される「オーガニックライフスタイルEXPO」に出展して全国の皆様とリアルでお話をさせて頂きます。
作る人と食べる人の距離を縮めて新たな関係性を築いていきたい。さらに、オーガニックの生産や加工が広がる事で、食料生産による環境負荷が減り地球と食と人との持続的な循環をつくることに繋がると信じています。
クラウドファンディングは本日23時59分までです。
最後まで応援頂けますと幸いです。