桜オーナーのクラファンは、実はこれで6回目の募集となります。これまで合計84本。ということは84組のオーナーが誕生したことになります。(一口オーナーを含めるともっと多数です)桜はうまくすれば植樹したその年に、一般的には1年後に開花します。子供の誕生、結婚、記念日や企業やグループで1本持ちたいなどみなさんの動機は様々。2020から新型コロナウイルスが流行してしまったので、県外のオーナーの方はご自身の桜の開花をまだ見られていない方もいらっしゃいますが、ご希望があれば、撮影してお送りしたりなどしていました。私たちはこの富士川町を世界一の桜の名所にしたいと思っています。行っていただければわかりますが、一見、山と川しかない典型的な過疎の町です。しかし、山梨県唯一の桜の名所百選に選ばれている大法師公園には2000本の桜が咲き乱れ、さくらまつり期間中の夜はライトアップもされています。カップルには知る人ぞ知るデートスポットです。一緒に桜の下で2人だけの花見をしてほしいものです。そこで本菱を傾けてもらったら、涙です。別れてしまったら、名前がずっとプレートで残ってしまうので、ぜひ婚約をしたカップルがいいですね。もっとカップルがいてもいいのに、と思うのですが、実は山梨県内でもそれほどここが桜の名所だと知っている人はいません。一昨年、昨年もコロナウイルスがなければステージなどでのイベントなど、さくらまつりで開催されたはずですが、開催されていた頃は、当然夜桜を楽しむカップルもいましたが、ちらほらという感じでした。富士川町にとって桜は強みのひとつです。私が実家に住んでいるときは当たり前過ぎて、気づきませんでした。この強みで地域が盛り上がったら、全国の過疎に悩む町にも応用できると思っています。これは私の専門でもあるブランディングの考え方です。まずは地元の富士川町から。ひとりでも多くの人に、富士山を見ながら、自分の桜の木の下で、花見をする。そんな贅沢を味わってほしいと思います。東京からクルマで行くのががめんどくさいなんて言わず、その道中もぜひトークで楽しんでください。オンライン全盛の時代に、桜オーナーは極めてその対極のアナログ的なものですが、年に1回、桜の時期に、自分たちだけの桜を見に行く。そんな日本らしい、でも新しい文化を広めていきたいと思っています。




