イザナミノミコトが眠る

比婆山の御神陵・奥宮社の

修繕を通して日本人の精神性を

取り戻すきっかけをつくりたい。

はじめまして。比婆山久米神社の齋木と申します。
私は國主神社の宮司をしながら、令和四年から比婆山久米神社の宮司を兼務しています。

時間の経過とともに、御社殿が老朽化し修繕に巨額の費用がかかるようになりました。同時に地元では高齢化と過疎化が進み、氏子だけで神社をこと支えることが大変難しくなっています。

大切な神様を守り続けることが非常に厳しい状況です。

今回、このプロジェクト立ち上げるに至った経緯をもう少し詳しくご説明させていただきます。

私は、2022年10月1日に久米神社の宮司に就任しました。

比婆山は、日本最古の歴史書である『古事記』に記載された最初の山であり、国生みの神、イザナミノミコトの御陵（みささぎ）が祀られている由緒ある山です。その比婆山の山頂にあるのが、久米神社です。

久米神社は、古くからこの山を守ってきた神社です。しかし、これまでたびたび火災に遭遇し、その度に再建されてきました。

現在、私は4つの神社の宮司を務めています。神職も高齢化が進み、後継者不足が顕著になってきています。そのため、私のように複数の神社の宮司を兼任しなければならない状況があります。

また、高齢化や過疎化が進むことで、氏子も減少しています。寄付や祈祷料、お守りの志納料、お賽銭だけが主な収入源となる神社は、維持継続していくことが難しくなっています。

普段は一般企業で勤めながら、神職との兼務をしている方もいます。しかし、お祭りのシーズンになると会社を休んで神社にお勤めしなければならない場合があります。そのため、一般企業に勤めていると、お祭り事の多い時期に毎日会社を休むということができません。

そうなると、後継者候補には「そこまでして後を継ぎたくない」と言われてしまう現状があります。

しかし、奥宮や御神陵として存在しているものを無下にはできません。建物は時とともに老朽化が進み、石瑞垣は壊れそうになってきています。

専門的な建造物の修理は宮大工にしかできないため、多額の費用がかかります。
また、奥宮を直すには、奥宮に行くまでの歩道を整備する必要があります。

奧宮に行くまでには険しい山道を登る必要がある

これまで、地域の氏子さんが寄付などを集めて、神社を守ってきました。しかし、近年の少子高齢化で、今後さらに厳しい状況になることが予想されます。

「直したい」「きれいにしたい」という気持ちはあっても、氏子さんもご高齢の方が増え、奥宮まで上がることが難しい方も多くいます。また、寄付を募っても、主な収入源が年金生活の方も多く、修繕にまで至る体力がありません。

周辺に住む方々は、国生みの神、イザナミノミコトに対する信仰心が非常に強く、地域の中には様々な活動グループが結成されています。しかし、各グループの想いが強くあるからこそ、1つにまとまらない現状もあります。

比婆山久米神社を大切にしたいと思う皆さんと共に、一致団結して、昔のような活気あふれる神社を取り戻したいです。

比婆山の崇敬会代表「つだあゆこ」さんとの出会いが、クラウドファンディングのアイデアのきっかけとなりました。

数年前、つださんたちは30人以上のグループで比婆山奥宮を訪れ、御神陵の清掃奉仕をしたいと申し出てくれました。これは、これまでの崇敬者や氏子のお参りの中で、初めてのことでした。

「清掃させてください。草刈りをさせてください。」というつださんの言葉に、私たちは心を打たれました。そして、つださんたちの熱心な奉仕活動を見て、比婆山を信頼して託せる方達と確信をしました。

毎年の奉仕活動の中で、つださんから「クラウドファンディングに挑戦してみませんか？」という提案がありました。このプロジェクトが成功すれば、石瑞垣や御神陵が美しく整備され、比婆山への訪れる人々が増えるのではないかと期待しています。また、そこに宿るエネルギーに引き寄せられて、さらに多くの人がこの場所を訪れることになるでしょう。

さらに、このクラウドファンディングの成功により、地域の魅力が広く知られ、比婆山周辺だけでなく安来市全体が活気づく一助となることを願っています。

今回の改修などにかかる費用は3,000万円以上もの費用を要します。前述の背景から全額を当山で補うことは到底難しく、クラウドファンディングに挑戦し、久米神社の現状を内外に広く知っていただくことで、皆様にお力をお借りしたいと考えました。

第一目標金額：1,000万円

・イザナミ御神陵石瑞垣
・参道整備
・緊急を要する拝殿や社殿各所補修
・CAMPFIRE手数料、諸経費

・2024年１月 ：クラウドファンディングスタート
・2024年3月末：クラウドファンディング終了
・2024年4月：工事着工
・2024年7月：工事完了
・完了報告

※工事の状況によってスケジュールが変動する場合があります。

▼齋木 宮司から

▼宮廻禰宜から

▼氏子総代 山岡から

▼コミュニティセンター館　門脇から

比婆山のロマンを探究する会　
須山 様

比婆山久米神社が鎮座する「比婆山」は、日本神話をまとめた「古事記」に登場する「イザナミノミコト」が葬られた地とされています。「比婆山浪漫のロマンを探求する会」の事務局として関わっていく中で、比婆山が日本の原点だと思えるようになってきました。これから全国のみなさんに周知してもらえるようみなさんの活動（プロジェクト）を応援していきます。

・古材お守り（久米神社の古材を使用） 5,000円

・【お供えコース（久米神社を応援）】御奉賛帳にご芳名記帳　5,000円、10,000円、30,000円

・比婆山久米神社、御神陵と比婆山里宮となる熊野神社の特別御朱印2種　10,000円

・クラウドファンディング限定御朱印帳　10,000円

・イザナミちゃん特製ペーパーウエイト（文鎮） 30,000円

・組子細工　名刺入れ　 30,000円

【お供えコース（久米神社を応援）】＋イザナミちゃん特製ペーパーウエイト（文鎮）50,000円

・組子細工ランプシェイド(小）60,000円

・組子細工ランプシェイド(大）240,000円

・【修復した石碑に名前を彫ります】（小）30,0000円

・【久米神社にて特別ご祈祷＋宮司がご案内と法話（1回）】30,0000円

・【久米神社で記念撮影】整備後、美しくなった境内にて記念写真を撮影、宮司のご案内と法話　500,000円

・【修復した石碑に名前を彫ります】（大）1,000,000円

メディア掲載履歴

・1/16：イザナミ眠る比婆山に光を　山頂の御陵や神社修繕へ　安来市民ら発信、資金募る（山陰中央新報デジタル）

・1/24：「やすぎどじょっこTV」にて比婆山久米神社のクラウドファンディングを取り上げて頂きました。
https://camp-fire.jp/projects/726365/activities/546155#main

・2月：DARAZ FMのラジオ番組『ひるまえSwitCHEER』への出演
https://camp-fire.jp/projects/726365/activities/548778#main

・3/22：日本海新聞 朝刊　21面掲載

齋木宮司とご奉仕で集まった有志の方（写真：左から3人目　比婆山崇敬会代表の津田さん）。久米神社のクラウドファンディングを崇敬会でサポートする。

比婆山崇敬会は、熊野神社（比婆山久米神社）を奉護して、造営及び年中式典・古伝儀式の頽廃せるものを復興振作することを目的とした会です。神社・伝統文化の保存、児童及び青少年の健全育成等を行い、この地域へ貢献してまいります。

＜ご留意事項＞

●本プロジェクトでのご支援は税制控除の対象になりませんのでご注意ください。

●返礼品の各種企画について、修復工事の進捗状況や、天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。

●日時等について、調整の都合上、個別のご要望には沿えない場合がございますので予めご了承ください。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。