計画の始まり
「工房作りたい」という思い自体は以前からもありましたが、実際に「作る方向に向けて動こう」ということになったのは2021年の夏でした。
しかしそう簡単にはいきません…
「よし!これで行ける!」というところまで漕ぎ着けたのは2023年6月。
実に丸2年は事前準備のさらに前の準備にかかりました。
しかし…6月…ここから一番忙しくなる時期です。
私と今回協力して頂いている方との協議の結果、9月くらいまで待とうという事になります。
お互いに忙しい時期に無理に進めても、ただただ疲弊するだけ…という判断でした。
実際に昨年の夏は公私ともに本当に忙しく、更に猛暑が続いたことで体力的にも厳しくと、待ったことは良い判断だったと思いました。
場所探し・家探し
2021年の頃に「こんな物件あるんだけど…」というお話しを頂いていました。
その時はまだいつから始められるか分からない状況でもあったので「それは魅力的だけど…もしこれが始められるようになった時にまだ空いているようであれば…」くらいでした。
そして実際に動けるようになった昨年6月に改めて確認したところ「まだOK」とのお返事。
更にもう1件良さそうなのがあるとのお話しもあり、その2件を見に行きました。
結果として…選んだのは最初からお話を頂いていた方の「家」でした。
オーナー様にお話を伺うと、おそらく築40年くらいとのこと。
確かに設備を見ていると「あ…懐かしい(企業)ロゴ…」というのが至る所にあります。
それでも数年前まではお住まいになっていた方がいたので、リフォームされているお部屋もありました。
下見当時の写真です。
入口と玄関。時代を感じます…私としては懐かしくも感じます。
リビング。ここはリフォームされていました。南と西に窓があるのでとても明るいお部屋です。
実際冬でも晴れた日中はストーブ無くても室温が10℃を超えます(もちろん外は氷点下)。
リビング写真の奥に見えた和室。当初はこことリビングを繋いでしまおうかなと思いました。
キッチン・洗面・お風呂。一軒家ですからもちろんあります。
リビングにあるアーチ形の部分の奥がキッチンです。
先月気付いたのですが…このお風呂…なんと床暖になっていました。冷たくないんです。
そしてリビングのさらに奥にある洋室。ここもリフォームされていました。
こちらも南側に大きい窓があるので晴れた日はしっかりと陽射しが入ります。
この家を教えてくれた方と一緒に内覧に行きましたが、2人とも「これイイ!」の連発。
リビング・洋室がリフォーム済みなのは非常にありがたく、和室がそのままなのも逆に良かったです。
またこの時点では未確認でしたが、各部屋の暖房設備が稼働OKなのも助かりました。
特にセントラルヒーティングは部屋のファンコンベクターが40年を経た今でも稼働出来ているのが凄い…
ご同行頂いたオーナー様には「是非!」ということと、実際にお借りするのは秋~冬になる予定であること、その前に何度か下見に入らせてほしいという事をお願いしました。
こうして「家」が決まり、計画が動き始めるのです。