まだ建物の契約が済む前の時期…可能であればどうしても訪問したい場所がありました。以前からツイキャス等での交流があり、2021年のデザフェスでご一緒させて頂いた「ぐる」さん。「てれび(TV)」繋がりで、ぐるさんの「まめTV」(詳細はこちら)と、海蒼 絵葉書館の「厚型てれびV2」というミニスピーカー+フォトフレーム(詳細はこちら)というブースでした。さすがにそれだけだとボリューム不足を感じたので、雑貨も少し持って行きましたが…(^_^;)そのぐるさんがいつもツイキャス配信をしている場所が、本人が「秘密基地」と呼ぶ「C-Space Nada」というファブスペースです。場所は…Nadaというだけに神戸市灘区。はい、「ちょっと行って来る」で行ける場所ではありません。ただ、個人運営・古い建物の再利用・自身の制作場所も兼ねる・レーザー加工機や3Dプリンターもあるという…もう親近感しか湧かない場所なんです。行ってみたいなぁ…というのと、ファブスペースやものづくりに対する考えとかのお話しがしてみたなぁ…と思っていました。そして…2024年1月のHMJ出展に向けて、羽田行きの飛行機を予約する時期に「あ…」と思って神戸行きの飛行機の値段を見ると…「めっちゃ安い!これなら行ける!」ぐるさんの予定も何も確認せずに飛行機のチケットを購入していました。※後から聞いたのですが…実は超多忙な時期で奇跡的にその日だけは予定が無かったんだそうです…訪問したの2023年11月3日。北海道はもう外套が必要な時期ですが、神戸は暑かった…薄手のパーカーで行ったのですが、それも脱いでTシャツのみでも全然OKなくらい。到着したのが既にお昼過ぎでしかも翌日の昼過ぎには帰りの便という弾丸訪問だったので、あまり神戸の街を見ることは出来ませんでしたが、C-Spaceへ行く道中だけでも色々と感慨深いものがありました。私がまだ20代だった頃、春先に神戸へ行きたいという計画をその年始に話していたことがありました。しかし…その時は…1995年。阪神淡路大震災が起こった年だったのです。結局それからも神戸を訪れることはありませんでした。三ノ宮駅でぐるさんと待ち合わせをしたのですが、この街で生まれ育ったぐるさんから行く先々で色んなことを聞かせてもらいました。そうしてC-Spaceのある「灘中央市場」へとたどり着きます。そうなんです。アーケード街になっている市場の中の1店舗を改装してつくられたのです。配信で時折映る室内はそれなりに広く見えたのですが、訪れてみると良い意味で「よくこれだけのモノがこの場所に揃ってるなぁ…」と感心させられます。そうして…もう話し出したら止まりません。今でもその内容は頭に残っていますが、それを書き出して整理しようと思ってもあまりに多岐にわたりすぎて不可能なほど…途中で晩御飯を食べに出かけましたが、その間も話は止まらず時計を見れば23時過ぎ…私も宿に行かないとならない時間になってしまったので、名残惜しかったのですがここまでとなりました…最寄り駅まで送って頂き「是非また!今度は海蒼家で来ます!」と約束してお別れしました。(まさかその年の年末にぐるさんが来道されるとは想像もしていませんでしたが…)翌日は…大阪在住の知人が「せっかく来たんだから会いましょう」という事で、神戸で待ち合せて最後は空港まで送って頂きました。このC-Space Nada弾丸訪問の様子はYouTubeに上げていますで、ぜひそちらもご覧ください。https://youtu.be/2wHKBmci9JI?si=9RG43JCGxoxXtRO0ぐるさんとは年齢も近い(1つ違い)のですが、やはり若い人たちとも常に交流がある人なので、聞いてて面白いことがたくさんあります。暫くはなかなか行けないと思うのですが、KIKAIの家が軌道に乗って落ち着いたら、また訪問します!