皆さんこんにちは、[CRAYPARTY]製造責任者の中田です!!
お気に入り登録をしてくださった方々、本当にありがとうございます。
3日目の昨日もまた新たにご支援いただけたこと、チーム一同本当に嬉しく思っております‼︎
今日お伝えするのは、[製造現場の現状]です。
飽きずに最後まで読んでいただけると幸いです。
サンプルが出来上がったと窯元さんから連絡があったので、仕事帰りに伺った。
その日は仕事が遅番だったので、遅い時間に申し訳ない気持ちで伺ったのだが、窯元さんは平然と働いていた。
時刻は21:30。
「うちらの業界はみんなこの時間まで働いてますよ」。
ここでいう[うちら]とは、製造元のお話。販売店の皆様などは、当然もうお店を閉め、卸業者様も自宅に帰っている。
作ってくださったサンプルは素晴らしい物だった。
素人の私達を決して軽視せず、本当に親身になって話を聞いてくださった。そして私達が求めていた以上のクオリティで答えてくださった。
あの値段…
形を決めるところから色を決めるところ、お皿を焼いてくれているところ、転写を一つ一つ丁寧に手作業で貼り付けてくれたところ。
目の前でやってくれた工程を全て思い出し、感じた事がある。
安すぎる…
素人の私達は相場を知らない、でも、素人だからこそ客観的に見れる事もある。
「今どき高い値段でせとものは売れないよ」
みんなそう言う。
製造元も言う。
この値段でこれを量産していいのか?予定通りの価格で世の中に出していいのか?
[好奇心]とは違う[想い]が湧き上がる。
窯元さんにお礼を言い、サンプルを持ち帰った。
オンラインで松元と加藤にサンプルを見せ、デザインをした松元に申し訳ないと思いながら、一つの提案をする。
「この事業、0からやり直さないか?」
次回へ続く。