皆さんこんにちは、製造責任者の中田です!
たくさんのお気に入り登録ありがとうございます!
昨日は録画しておいた日曜劇場「マエストロ」を見て、妻と2人で号泣しました笑笑
個人的な話ですが、やっぱり心温まるお話はいいですね!
熱意が誰かに伝わる瞬間、心打たれます!
今日お伝えするのは【CLAYPARTY】の転換期1 デザインです。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
わたしが2人に提案した後、2人はこう言った。
[せともの]の勉強をもう一回ちゃんとしよう。
そして自分達のデザインありきで作るのではなく、[せともの]ありきでデザインを組み立てる。松元はそう言った。
その上で、元々のデザインコンセプトは守る。
当時の[CLAYPARTY]のデザインは、今回リリースする作品たちとは全く違う物だった。
自分達が作りたい物、いわゆる[商品]でしかなかった。
それを誰が見ても[せともの]だと分かる[作品]に0から作り直す。
またまた松元が言った。
松元よ、そうなったらお前さんが一番苦労することになるんじゃないんかい?確かに俺は言ったよ、やり直そうって。でもさ、0からってのは言葉のあやで、利益を窯元さんに還元したいとかそういう意味でさ。
当の本人は、新たなデザインを生み出すチャレンジにとっくに燃え上がっている。すごいね、アートディレクターってのはさ。
ざっくりお話しすると、ひとまずチームとして調べ上げた結果、瀬戸焼の代表的な色は「黄瀬戸」という色だと知った。
そして絵付けでは青藍色の顔料「呉須」が使われていること。
せとものに限ったことではないけど、割れた陶器を修復するのに漆を使ってくっつける「金継ぎ」という技術が存在すること。
それら全てを組み込む事ができるデザインを、松元は新たに構築することになった。
次回へ続く。