2024/04/08 05:19
誰もが大切であると認める生命
大切なものだからこそ
ずっとそのままでいてくれたらいいのにと思いますが、
必ずいつかは消える仕組みになっています。
生命は、はかなく、いずれ必ず消えてしまう。
寿命や他の原因で死んでしまうことを私たちは知っています。
生から始まって死に至りますが、
生を次代に委ねることによって生がつながっています。
つまり、「リレーされる生命」とは、
継承される生命ということ。
死後に自分の生命の種を維持保存し、
次代をつくりだそうとする不思議なサイクルで、
生命の種が継承され、営みが続けられるのです。
小さな草花もアリのような虫も私たち人間も、
みな同じ生命の持ち主であり、
その生命力は遠い先祖からはるか未来へ
リレーされていく生命なのです。
生命のつながり・・・
個々には永久的ではないけれど、滅したのち
次のものに生まれ変わる生命循環という流れの中で永遠です。
因と縁でお互いに助け合いながら
自然のバランスを保ってきたすべてのものに、
私たちは生命や心を感じます。
大自然すべてが少しもうそ隠しがなく、
目の前に堂々と現われている真理を無心に眺める時、
全てを包む大きな意味での生命の中に
生と死を深く見つめることができます。
生かされ 生きています!