みなさん おはようございます!
昨日は、鶏さんのヒナの詳細打ち合わせのため、
育雛農場へ行ってきました。
育雛農場とは、「卵をヒナに孵し育てる専門」の農場の事です。
鶏さんには飼養方法や用途によって、
採卵鶏とブロイラー(肉用)の2つに分類されます。

近代養鶏の発達と共に、いかに収容面積を抑え
少ない飼料で大きな収量を得られるかを追求するため
品種改良が進み続けております。

しかし、このような品種を導入した場合、
放し飼いで飼育していくことは不可能です。
なぜなら、人的に完全に環境を
すべてコントロールしなければならない品種にされたからです。
では、放し飼い飼育を可能にするためには
いったいどうすればいいのでしょうか?
「原点回帰」です!

まだ養鶏業というものが「庭先養鶏」だった頃
飼育されていた鶏さんの品種に立ち帰れば可能ということです。
卵用・肉用と枝分かれする前の品種 「卵肉兼用種」
ネラ・横班プリマスロック・ロードアイランドレッドなど
体が大きく おっとりとした性格で
環境の変化のストレスも感じない なんでもたくさん食べる!
そうした品種を導入したいと考えている訳です。
しかし、こうした品種を育雛して下さる農場が、
採算や後継者の問題などから廃業していく農場が増えた結果
細やかな要望を受けてくれる農場が少なくなってきております。
幸いなことに四国の中には、まだ数箇所残っておりまして
私は耳が遠くて、電話での細かいやり取りが難しいため
直接赴いたという訳ですね(^^♪
冬の鶏インフルエンザ 夏の酷暑による育成不良・・・
飼料価格の高騰による採算の低下 深刻な後継者問題・・・・・
それらの問題の悩みもありながらも、
養鶏業を支え続けて下さる育雛農場に感謝です!!
免疫抗体をつけるためのワクチネーションプログラムや
ノン デビーク(くちばしを切らない)ことなど
まだまだたくさんの追加オプションが必要ですので、
これから何回か通う必要がありますね!
「追記」
帰宅後、玄関に大きな段ボールが届いてました!

広島の支援者さまから、たくさんの富有柿~(^^♪
大好物なんですよね~♬
ありがとうございました~!!!



