
みなさん、おはようございます。
山から生まれる、最初の一滴
悠久たる大河も、始まりはたった一滴の雫。
水を求めて日々山へ分け入る中で、私が森から教わったこと。
それは、私たちの命の源である「源流」の神秘についてです。
「産声」を上げるまでの100年
岩の隙間から静かに湧き出す水。
それが地表に現れるまでには、長い長い物語があります。
深い森: 雨や雪を優しく抱きとめる。
豊かな土: 天然のフィルターで水を濾過する。
地下の旅: 数十年から100年もの歳月をかけ、岩盤で磨かれる。

そうして解き放たれた「最初の一滴」は、
夏でも手が痺れるほど冷たく、クリスタルのようです。

「緑のダム」の鼓動源流の森は、人工のダムとは異なります。
自ら水を蓄え、少しずつ川へ送り出す。
そこにあるのは、鳥のさえずりと柔らかな水音、そして生命が循環する原風景です。
管理放棄林
途切れそうな、命の鎖
しかし現在、この美しい循環が危うくなっています。
山を管理する地域では高齢化と過疎化が進み、
手入れを失った森が荒廃し始めているのです。
森が死ねば、私たちが享受してきた「当たり前の水」も止まってしまいます。

限界集落に生きる、一人の百姓として
コップ一杯の水。その「源」に、ほんの少しだけ想いを馳せてみて下さい。
その想像力こそが、日本の豊かな水資源を守る第一歩になると信じています。
私はこの村で、過疎化の波に抗いながら、この美しい源流を次世代に繋ぎたい。
泥臭く、一歩ずつ。今の自分にできることを積み重ねていく。
改めて、そう心に刻んでいます。
みなさんの近くに、守りたい景色はありますか?
「追記」3つめの湧水まで、あともう少し。一歩ずつ、辿り着けそうです。
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