
みなさん、おはようございます!!
ついに……ついにです。
最終ゴール地点である給水タンクまで、悲願だった配管が到着しました!!!
気が付けば、凍えるような雪の日から季節は巡り、今やもう鮮やかな葉桜に。
泥だらけで山を駆け回った日々から、まるっと2か月以上が経過していました。
山の神さまと、先人の方々が大切に守り抜いてこられた水源の山。
これまで懸命に整備してきた水源が「30年に一度の少雨」によって枯れてしまった時、本当に目の前が真っ暗になりました。
「もう、すべてが終わってしまったのではないか……」先の見えない暗闇の中で、
絶望に押しつぶされそうになった夜が何度もありました。
それでも、どうしても諦めきれませんでした。
ここで立ち止まったら、農場の未来が途絶えてしまうから。
道なき山の中を必死に探しまわり、泥だらけになり、
這うようにしてようやく見つけ出した三つの湧水。
「六根清浄の湧水」「奇跡の湧水」。
そして、みなさんに名付けていただいた「鎮守の雫」。
それらの尊い命の水を繋ぎ合わせ、水源取水槽を経て……。
果てしなく遠く感じた山からの険しい道のりが、
総延長2kmを超える一本の線となって、ようやくこの目的地に結ばれたのです。
あとは……「水が無事に出るかどうか」。
水が出なければ、これまでの苦労も水の泡。
農場の復活なんてありえません。
結果は、このバルブを開ければ分かります。
冷たい鉄のバルブに手をかけると、極度の緊張と不安で、
自分の心臓の音がうるさいくらいにドクドクと胸に響いていました。

やれることは、すべてやった。
どうか、届いてほしい!
あの山の恵みが、三つの湧水が、この場所へ!祈るように、
ゆっくりとバルブを回しました。
しかし……全く音沙汰がありません。
1分、2分……。
バルブの先に全神経を集中させても、水の気配はありません。
開拓地の森の静けさとウグイスの鳴き声だけが、空しく時間を刻んでいきます。
10分経過……ダメだったのか。
総延長2kmの道のりは、25ミリの細いパイプには長すぎたのか。
水圧が足りなかったのか、どこかで漏れてしまっているのか……。
不安が胸をよぎり、心が折れそうになった、その時です!!!!!
バルブを開けてから、13分34秒が経過したその瞬間!
……シューッという、配管の空気が抜ける微かな音のあと。
ゴボッ、ゴボボボッ!ザァァァァァァッ!!!
勢いよく、冷たく透き通った水がタンクに飛び出してきました!!
出た……!!水が出ました!!!
しかも、チョロチョロなんてものじゃありません。
圧倒的な水量!
想像を絶する勢いを持った、豊かな「生命の水」です!!
「よっしゃー!!!」思わず天に向かって、力強くガッツポーズをしていました。
吹き出す冷たい水に両手を浸した瞬間……張り詰めていた糸がプツンと切れ、
全身の力が抜け落ちました。
絶望から這い上がった2か月の苦労が報われた安堵感と、最高の達成感。
そして、ようやく水に出会えた喜びで、涙がポロポロと溢れて止まりませんでした。
実は、今回一緒に投稿した動画。
あの息を呑むような待ち時間も含めて、
本当はみなさんと一緒にすべて見ていただきたかったのですが……。
水が出てくるまでの「祈りの13分34秒」をそのまま入れてしまうと、
なんと16分29秒の長編動画になってしまうんです(苦笑)。
みなさんをお待たせしすぎるかなと思い、
泣く泣く前半の空白の時間はカットしました!ですが、
あふれ出す水の圧倒的な勢いと音から、
私のこの震えるような感動が少しでもみなさんに伝われば嬉しいです。
ただただ、自然の計り知れない恵みへの感謝と、
言葉にならない感動で胸がいっぱいです。
山の神さまと先人の方々が、
「よく頑張ったな」と微笑んでくれたような気がしました。
これで、たとえ「30年に一度の渇水」が起きたとしても、
決して枯れることのない水を得ることが出来ました!
それは、5月にやってくる300羽の新しい命たちを、
絶対的な安心感をもって迎えられることを意味します。
「農場の復活」へ向けた最大の壁を、ついに越えることができました!!
先が見えず、くじけそうになった時。
みなさんからいただいた温かい言葉や応援が、どれほど私の背中を押し、
立ち上がる勇気をくれたことか!
みなさんの応援があったからこそ、
あきらめずにあの山を登り続けることができました。
一緒に祈ってくださったみなさん。
本当に、本当にありがとうございます!
この水は、私たちの希望そのものです。
水源の山の神さまと、この地を守り抜いてこられた先人の方々がいらっしゃる
山に向かって、感謝の気持ちを込めて深く深く手を合わせました。
まだまだこれからも、挑戦は続きます!
今日も一日、この深い感動と感謝を胸に、一歩ずつ力強く進んでいきます!




