
発想の転換で生まれたひさし屋根と、扉問題の結末
みなさん、おはようございます!
いつも温かい応援をありがとうございます。
昨日、無事に形になった飼料倉庫の扉。
実はその後、「開閉の工夫」をどうするかで、すっかり壁にぶつかっていました。
そのうえ、大雨による「浸水対策」をどうするのか……。
一晩中あれこれと考えを巡らせたのですが、
これといった良いアイデアはなかなか思い浮かばず。
「ないものは作る」という開拓生活では、こういう行き詰まりは日常茶飯事です。
そんな時は、一度きっぱりと「仕方がない!」と頭を切り替えるのが一番。
そこで、一旦扉や浸水対策のことは頭の片隅に置き、
飼料倉庫入り口の「ひさし屋根づくり」に取り掛かることにしました。
もうすぐこの森へやってくる主役の鶏さんたちのため、
毎日の飼料づくりは欠かせない大切な作業です。
だからこそ、まずは「今、出来ること」から始めようと。
自家配合した飼料原材料の出し入れや、完成した飼料の搬出などは、
一輪車を使って行う予定です。
雨の日の作業中であっても、貴重な原材料や丹精込めて作った飼料は
絶対に濡らしたくない!
そんな強い想いから、ひさし屋根はどうしても不可欠な設備でした。
今回の材料も、もちろん「あるものは最大限に活用する」という
私の開拓モットーに従います。

使ったのは、1年前から大切に保管していた建具の枠
(残念ながら下半分が腐食して使えなくなったもの)と、
つっかえ棒として役目を終えた雑木。
そして、開拓小屋の下でひっそり眠っていたトタンの端材です。
ただ支えに使われただけで「用なし」になっては、木もかわいそうですからね。
頭をひねって新たな居場所を与えれば、
古いものたちも再び力強く命を吹き返してくれるものです。

まずは、くすんでいたトタンを水場で1枚1枚、丁寧に手洗い。
泥や汚れを落としていくと、まるで新品のように綺麗に蘇ってくれました!
次に、建具の枠の腐食した箇所を切り落とし、
入り口に雨水が流れるよう勾配をつけて設置します。

木枠の強度を上げ、トタンを打つための下地となる板をしっかりと貼り付け。
そのままでは山の強風で簡単に吹き飛ばされてしまうため、
つっかえ棒の雑木を使って骨組みを強化しました。
最後に、綺麗に洗ったトタンを力強く打ち付ければ……
じゃーん!立派なひさし屋根の完成です。
そして、この屋根づくりの作業中、ふと頭にある記憶がよぎりました。

「待てよ…たしか開拓小屋のビスの空箱の中に、古いかんぬきが2つあったな…」
さっそく引っ張り出して、悩みの種だった扉にあわせてみると……
なんと、寸分違わずぴったり!!
これで、扉を外側に開いた時、風で煽られないように
しっかり固定できるようになりました。
では、扉を閉めた時はどう固定するか?
こちらについては、開拓小屋のひさし屋根を閉める時と同じ
「十文字ロック」を採用することに。
一晩悩んだ難題も、視点を変えて無心に手を動かしているうちに、
あっという間に解決してしまいました。
まさに、めでたしめでたし。
「これにて、いよいよ飼料倉庫も本格的に機能し始めます!」…と、
胸を張って言いたいところですが、現実はそう甘くはありません(笑)

今回はあくまで古い小屋の別棟を修復したにすぎず、特に小屋の裏側の修復など、
やるべきことはまだ山積みです。
大切な飼料を保管する場所である以上、とにかく「雨漏り・浸水をしないように!」
万全の対策をしていくことが現在の急務です。
5月19日、農園へやってくる300羽の鶏さんたちの到着に向けて。
焦らず、しかし着実に。
今日も一日、山の恵みと古いものたちの命を活かしながら、
一つ一つの作業を力強く進めていきます!



