
みなさん、おはようございます!
先日、排水溝の橋を撤去したことで、
ひとまず水がせき止められることなく、
氾濫の危機は無事にクリアしました。
いよいよ、5月19日には鶏さんたちがやってきます。
もう時間がありません…!
雨風が吹き込みっぱなしだった飼料倉庫を、急ピッチで改修中です。
かつてこの場所で腕を振るった建具職人さんが遺してくれた、大切な材料たち。
無事に必要なパーツが集まり、昨日はそれらの古材や建具を使って
「扉制作」に挑みました!
(まずは、先日浸水した箇所のお片付けからスタートでしたが…苦笑)
今回作るのは、大切な飼料を保管する小屋の扉。
お腹を空かせた野生動物の侵入を防ぎ、これからの季節の風雨に耐えられるよう、
とにかく「強固な扉」に仕上げる必要があります。

ベースとなる枠組みは、再利用とはいえ、
かつて本職の建具職人さんが丹精込めて作ったもの。
素人の私が新しい木材でこしらえても、
ここまで正確にほぞで組み上げられたものには到底敵いません。
その寸分違わぬ素晴らしい枠組みに、一枚一枚、丁寧に板を貼っていく作業。

なんだか、昔の職人さんと時を超えて共同作業をしているような、
とてもあたたかい気持ちになりました。
扉は全部で2枚。
これを頑丈な丁番でしっかりと固定し、
外側に大きく開く「観音開き」にする予定でした。

…が、ここからが最大の難関でした。
職人さんが遺してくれた建具は、まさにプロの仕事で完璧な直角。
しかし、それを取り付ける「小屋」のほうが、
長い年月風雨に耐えてきた歴史の分だけ、
大きく歪みやズレが出てしまっていたのです。
完璧な直角の扉と、歳月が刻まれた味わい深い(大きくズレた)小屋。
これをピタリと合わせるためには、現場での繊細な
「調整」がどうしても必要でした。
あるものを最大限に活用する開拓生活には付き物の苦労ですが、
「職人さんの美しい仕事を活かしつつ、
どうやってこの隙間やズレを埋めるか?」は、
素人の腕の見せ所であり、一番の悩みどころ。
建物の重ねてきた時間と向き合いながら、
削っては合わせ、合わせては削り…微調整を繰り返すこと数時間。
そして……!!
試行錯誤の末、ついに無事、扉の設置が完了しました!

観音開きの扉が「ピタリ」と閉まった瞬間は、
これまでの苦労が吹き飛ぶほどの大きな達成感!
思わずガッツポーズです。
でも、安心するのはまだ少し早かったようです。
立派な扉は設置できたものの、実は、扉をしっかり閉めておくための
「鍵」や「かんぬき」がまだありません。
大切な飼料を守るためには、ただ閉まるだけでなく、
動物が簡単には開けられないロックの仕組みが不可欠。
さらに、もう一つ。
「扉を開けたまま固定する」仕組みも必要なんです。
来月鶏さんたちがやってきたら、
毎日ここで飼料を配合する大切な作業が始まります。
両手が塞がるため扉は大きく開け放しておきたいのですが、
山では急に強い突風が吹き込むこともしばしば。
もし風に煽られた重い扉が勢いよくバタン!と閉まっては
大変危険ですし、日々の作業の妨げになってしまいます。
つまり、
・閉めている時に動物から守る「鍵」
・開けている時に風から守り、安全に作業するための「ストッパー」
この両方が必要なのです。
「ないものは作る」「あるものは最大限に活用する」のが、日々の基本。
さて、身の回りにあるどんな材料を使って、この二つの課題をクリアする仕組みを作り出そうか?
現在、頭を悩ませながらも、あれこれとアイデアを練っているところです。
扉の総仕上げ。
どんな工夫でこの難題を乗り越えるか、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
今日も引き続き、作業を進めていきます。
どうか応援よろしくお願いします!



