
みなさん、おはようございます!
昨日の最高気温は、なんと36℃…!
本当に厳しい残暑が続いていますが、
みなさん体調など崩されていませんか?
さて、そんなどこまでも暑いなか、
昨日は鶏舎の周囲に張っているネットの掃除を行いました。
日々の作業の中で少しずつ気になっていたのですが、
いつの間にかクモの巣が張り、そこに土埃や抜け落ちた羽が
絡みついてしまっていたのです。

ここは娘たち(鶏たち)の命を預かる大切な住処。
しっかりと大掃除を行うことにしました。
今回引っ張り出してきたのは、充電式のワイヤレス高圧洗浄機!
電気の通っていない開拓中のこの農園では、
こういった「文明の利器」が本当に頼りになります。
汚れを外に押し出すため、本来であれば
「内側から外側に向けて」行うものですが、
今回は鶏舎の外側から内側に向けて、
強めの水流で一気に汚れを洗い流していきました。
プシャーッ!と勢いよく水を当てると、
絡みついていたクモの巣やホコリがみるみる吹き飛んで、
ネットがクリアになっていくのはとても気持ちが良いものです。
「普通、高圧洗浄機なんて使ったら、
大きな音と水しぶきで鶏たちがパニックを起こすのでは?」
きっと、そう思われる方もいらっしゃるでしょうね。
でも、不思議なことに大丈夫なんです。
「とうちゃんが綺麗にしてるからな〜!」
「いまからミストスパだ〜!」なんて
声をかけながら洗ってあげると、娘たちも安心してくれます。
それどころか、この高圧洗浄機が作り出す
「強力ミスト」に、鶏舎の中にいた娘たちが大興奮!!

「やったー!泥んこスパだ〜!!!」
と言わんばかりに、羽をバサバサと広げて大騒ぎ。
(正確にはミストスパなんですけどね。笑)
とうちゃんの声に安心しきって、気持ちよさそうに
はしゃぎながら涼む愛らしい姿を見ると、
汗だくになりながらの過酷な作業も
すっかり報われる思いがして、思わずフッと笑顔になります。
ちなみに、
「外から水を当てたら、中の床が濡れちゃうんじゃない?」と
思われるかもしれませんが、中の床が濡れたってかまいません。
むしろ適度に濡れたほうが、
床の微生物たちの働きが活発になって発酵が促進され、
ふかふかの良い状態になるんですよ。
さて、このネットの掃除ですが、
見た目を綺麗にするためだけに行っているわけではありません。
私がこの地道な作業を大切にしているのには、
娘たちの生命を守るための「4つの理由」があります。
1. 命綱である「風通し」を確保するため
金網の目にホコリや羽などが詰まると、
鶏舎内の空気の流れが途端に悪くなってしまいます。
昨日のように36℃にもなる過酷な夏は、
風が抜けないと熱中症のリスクが跳ね上がります。
ミストホースの気化熱や、森の奥から吹き下ろす
涼しい天然の風を最大限に活かすための、
絶対に欠かせない命綱です。
2. 病気と害虫(ワクモなど)の発生を防ぐため
網に付着した汚れは細菌の温床になり、娘たちの血を吸う
「ワクモ(ダニの一種)」のすみかになります。
ワクモが大発生すると、
駆除のために殺虫剤に頼らざるを得なくなりますが、
一度でも使えば、ワクモを食べてくれていた虫まで殺し、
豊かな森の「生命の循環」が保てなくなってしまいます。
だからこそ、うちは一切、殺虫剤を使用しません。
手間はかかっても、物理的に汚れを洗い流すこの地道な作業が、
自然環境と娘たちを守る一番の近道です。
3. 健やかな体をつくる「お日様の光」を届けるため
森の中で暮らす鶏たちにとって、日光浴は欠かせない日課。
太陽の光をしっかり浴びることで、
骨や卵の殻を丈夫にするビタミンDが作られます。
澄んだ朝日を鶏舎いっぱいに届けるためにも、
ネットをクリアに保つことが大切です。
4. 鶏を守るための「点検と視界」を保つため
豊かな山の自然に囲まれているからこそ、
外敵への備えは片時も欠かせません。
見通しの良さを確保し、同時に
「小さな破れやほころび」がないかを点検する、
大切な防犯チェックでもあります。
とても地道で泥臭い作業ですが、
こうしたひとつひとつの環境づくりの積み重ねが、
娘たちの健康を守り、元気で美味しい卵につながるはずです。
綺麗になったネット越しに森の風がスッと吹き込み、
ミストスパでリフレッシュした娘たちは、
今日も元気に走り回っています!
それではみなさん、今日も良い一日をお過ごしください。
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