
みなさん、おはようございます!
まだまだ厳しい残暑が続いていますが、いかがお過ごしですか?
私たちの農園では、一般の水道水ではなく、
山の水源から引いた豊かな水を使っています。
サンゴや牡蠣殻などを通して丁寧にろ過しているため、
ミネラルがたっぷりと溶け込んでいます。
大自然の恵みそのもので、娘たちにも大好評なのですが、ひとつだけ悩みの種が。
それは、ミネラルが豊富すぎるゆえに、
ミストノズルの「目詰まり」をとても起こしやすいことです。
連日の厳しい暑さ。
少しでも涼しく過ごしてほしいのに、
昨日はミストの出が悪くなっていることに気づきました。
「これは急いでお手入れしなきゃ!」と、すぐにお掃除を開始しました。

鶏舎の南北に走らせているミストホースは全長40m。
そこについている計40個のミストノズルを、
脚立を上り下りしながら一つひとつ手作業で外していきます。
汗だくになりながらの作業ですが、ここからが腕の見せ所です。
開拓小屋に持ち込み、使うのは「お酢」。
お酢を水で希釈し、ノズルを鍋に入れてコトコトと煮沸します。
お酢に含まれる「酢酸」が、
ノズルに固着したミネラル分(水垢)を中和して、優しく溶かしてくれます。

もちろん、市販の強力な洗剤を使えば、
もっと簡単に、あっという間に汚れは落ちるかもしれません。
でも、このミストは鶏たちのすぐそばで噴霧されるもの。
風に乗って、彼女たちの口に入る可能性もゼロではありません。
だからこそ、絶対に安全なお酢を使う。
これが、私の譲れないやり方です。
これは、農園の環境づくり全体にも共通しています。
たとえば、効率を求めて殺虫剤を一度でも使ってしまえば、
周囲の有益な虫たちまで生命を落とし、
この場所が持つ大切な「生命の循環」が途切れてしまいます。
だから、当農園ではそういった薬品は一切使用しません。
効率や手軽さよりも、大自然の理にかなった安全な方法を選ぶこと。
それが最終的に鶏たちの健康を守り、
豊かな環境へと繋がっていくと信じているからです。
40箇所すべてのノズルを外して、煮沸して、また高い場所へ取り付けていく……。
正直、なかなかに根気のいる地道な作業です。
それでも、洗浄を終えたピカピカのノズルを取り付けて、水を通した瞬間。
見違えるようにきめ細かく、涼しげなミストが
鶏舎いっぱいにフワッと広がり始めました。
その下で、気持ちよさそうに涼む鶏たちの姿を見たとき、
疲れなんて一気に吹き飛ぶものです。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、少しでも快適に過ごしてほしい。
愛しい娘たちの笑顔(?)のためなら、とうちゃんはどんな手間だって惜しみません!
これからも、こうした地道なひと手間を、一つひとつ大切に重ねていくつもりです。
まだまだ暑い日が続きますので、
みなさんもどうかお身体を大切になさってくださいね。
#しゅりの森自然農園 #アニマルウェルフェア #フォレストレンジ #自然農法
#山の湧水 #猛暑対策 #ミストクーラー #鶏たちのいる暮らし #こだわりの飼育



