
みなさん、おはようございます!
連日の秋雨前線による、容赦のない雨……。
そんな雨の合間の、ほんのわずかな曇り空。
この隙を縫って「今だ!」とばかりに、
娘たちの遊び場づくりを進めています。
すべては、愛する娘たち(鶏たち)が、
楽しそうに森の中を駆け回る「風景」を夢見ているから。
1日中、汗と泥にまみれて
「今日は本当に限界まで頑張った!」と胸を張っても。
夕暮れ時にふと顔を上げて振り返ると、
思い描く「風景」には程遠く、
ちっぽけな自分の成果に愕然とすることがあります。
これまでの7年にわたる開拓の経験から、
痛いほどわかっています。
1日すごく頑張っても、
3日すごく頑張っても、
10日休まず身体を酷使し続けても……。
大自然の時計は人間の都合に合わせてはくれないし、
理想の「風景」は、そう簡単には姿を現してくれないと。
効率だけを求めるなら、
重機を入れて一気に切り拓くこともできるかもしれません。
でも、私はこの土地を先人が長い年月をかけて育んでこられた、
大自然の息吹や生命のつながりを壊したくない。
だから、一本一本の木、ひとすくいの土と対話するように、
少しずつ、少しずつ大地と向き合っています。
だからこそ、1日で目に見えて前に進めるのは、
この広大な森の中のごくごくわずかな領域だけ。
圧倒的な大自然の大きさを前にポツンと立ち尽くすと、
果てしなく遠いゴールに足がすくみそうになります。
本当の戦いの相手は、森でも、雨でもありません。
自分自身の心の中にあります。
「いつになったら、あの風景が見えるのだろうか?」
「自分に本当にやり遂げられるのだろうか?」
そんな己の弱さや焦りとの、終わりのない戦い。
逃げ出したくなる自分を必死に奮い立たせ、その場に踏み留まる
「克己(こっき)」の時間が、長く、長く続きます。
それでも、全身の筋肉の軋みも、
見えない結果への不安もすべて飲み込んで。
心を「無」にして、ただただ目の前の大地と向き合い続ける。
20日……、30日……。
3か月……、6か月……。
すると、ある日ふと気がつくのです。
少〜しだけ、本当に少〜しだけ、
目の前の「風景」が変わっていることに。
土の匂いがふくよかになり、
木々の間から差し込む光の角度が変わり、
今までなかった新しい風が、
自分の手で拓いた道をすっと通り抜けていく。
その、ほんのわずかに変わった風景に出会えたときの、
あの「魂が震えるような感動」。
それは、それまでの孤独な苦労や葛藤、
流した汗さえもすべて吹き飛ばし、
「よし、明日もまた頑張ろう!」と、
全身の底から熱い力がみなぎってくる瞬間です。
一歩一歩。
カタツムリのように、どんなに歩みは遅くとも。
前へ、前へ!

決して諦めずに進み続ければ、
流した汗は確実に大地に刻まれ、
やがて必ず思い描いた「風景」にかならず辿り着けると確信しています。
愛する娘たち(鶏たち)が、
木漏れ日の中で元気いっぱいに、羽を広げて駆け回る。
そんな理想の農園を、みなさんに見ていただける日を夢見て。
今日もまた、ゆっくりと、けれど決して後退することのない
確かな一歩を踏み出します。
どうか、この不器用なカタツムリの歩みを、
そっと見守っていただけたら嬉しいです。
それではみなさん、今日も良い1日をお過ごしください!
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