
~私が「森の放し飼い」にこだわる理由④~
みなさん、おはようございます!
毎日、お外へ続く扉を開けると、娘たちは待ってました!と、
一斉に森へ向かって猛ダッシュで駆け出していきます。
私がこの手で切り拓いた、このアグロフォレストリーを活用した
「森林放し飼い養鶏場」の環境は、
平らに整地された運動場とは全く異なります。
大自然のままの起伏があり、急な斜面があり、
立ち木や切り株がそのまま残されています。
実はここ、かつて私が猛烈な筋肉痛に襲われながら
フェンス工事をおこなった、あの急斜面です。
あまりの急勾配に立っていることすらできず、
結局、四つん這いになって作業をしたほどの過酷な場所でした。
しかし、そんな私の苦労などお構いなしに(笑)
娘たちはその急斜面を力強く駆け上がり、
切り株をバサバサッと軽々と飛び越え、
夕方まで森のあちこちを歩き回り続けるのです。
実は、このダイナミックな動きと圧倒的な「運動量」こそが、
彼女たちの健康を根底から支えているのです。
金網のケージの中では、体の向きを変えることすらやっとで、
歩くことも走ることもできません。
しかし、この広大な森を毎日駆け回っている娘たちを
抱き上げてみると、その違いは歴然です!
足腰の筋肉がしっかりと発達していて、ずっしりとした重みと、
バネのような力強さを手のひらから直接感じます。
まさに、「アスリート級」のたくましさです!
人間と同じように、鶏にとっても運動は健康の基本です。
しっかりと全身の筋肉を使って動き回ることで、
血流が良くなり、代謝が上がり、内臓の働きも活発になります。
よく運動し、よく食べ、よく休む。
この当たり前のサイクルを毎日繰り返すことで、
少々の病気や環境の変化にも負けない、
たくましい体と免疫力が作られていくのです。
そして、そんな健康で
生命のエネルギーに満ちあふれた娘たちだからこそ、
本当に美味しくて、生命力に満ちたたまごを産んでくれます。
悲鳴を上げる筋肉に鞭打ちながら、
四つん這いでこの森を切り拓いてきた日々は、
決して楽なものではありませんでした。
でも、こうして斜面をたくましく駆け上がり、
引き締まった体で元気いっぱいに過ごす娘たちを見ていると、
あのときの苦労はすべて報われたと心の底から思えます。
いつも見守り、応援してくださるみなさんのおかげで、
私は今日もこの森で娘たちと向き合うことができています。
本当にありがとうございます!
大自然の中で鍛え上げられた、たくましい生命の恵み
「しゅりたま」をこれからも誇りを持ってお届けしていきます。
それではみなさん、今日も良い1日をお過ごしください。
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