多良木駅から撤去して不要になる点字ブロックが約60枚ほど出る予定です。
ゴム素材で約30cm×30cmのシート状に、丸い凸凸が36個ついているので、画材としても面白そうですよね。
何より、雨にも負けず風にも負けず、視覚障がい者が安全に外出できるよう人知れず活躍してきた点字ブロックが、産業廃棄物として処分されてしまうのはもったいない。
役目を終えた点字ブロックに感謝を込めて、アップサイクル品として生まれ変わらせよう!と思い立ちました。
そこで、熊本県立第二高校美術科の皆さんにご協力いただき、リターン(返礼品)を制作することにしました。
また、制作にあたり、BRIDGE KUMAMOTO様にサポートしていただくことになりました。
まずは試作品の打ち合わせのため、5月13日に第二高校へ。
BRIDGE KUMAMOTOのお二人にも参加していただき、持参したサンプル(実物の点字ブロック)に色を付けてみて、どんな感じになるのかチェック。
筆だけでなく、大きめの綿棒やスポンジを使うと雰囲気が変わります。
せっかくなら凸を生かしたいですよね。
ゴム製なので、市販のカッターでカットしてレゴブロックやパズルのようにしてもよさそう。
「音楽」をテーマに生徒に自由に制作してもらっては?
等など、色々な意見が出ました。
近いうち、生徒さんに試作品を作ってもらうワークショップを行うことになりました。
どんな発想が飛び出すか、楽しみです。