6月4日は、点字ブロックアップサイクル品(3万円コース)の試作のため、第二高校美術科へ伺いました。
今回のプロジェクトの趣旨を伝えた後は、実物の点字ブロック(サンプル)に色を付けて、絵の具の乗り具合を確認。
はじめは恐る恐るでしたが、さすが画家のたまごだけあって、みんな自由に筆を走らせていました。
実は、様々な方にクラウドファンディングのことを紹介するとき、アップサイクル品の話をするのですが、いまいち反応が薄いのです。
撤去した点字ブロックに絵を描いてインテリアに・・・?何言ってるの?
と怪訝な顔をされることもしばしば。
けれど、私(加藤)は、多良木駅に剥がれて落ちていた点字ブロックを見たとき、「画材として面白い!」と、アーティストとしての嗅覚が働いたのです。
もちろん多良木駅のメンテナンスが目的なのですが、副産物として面白い画材が約60枚も入手できることに、心の中でガッツポーズしました。
美術科の生徒さんたちが楽しそうに点字ブロックに色を付けているのを見て、やっぱり私の勘は間違ってなかった、と安堵しました。
本来なら役目を終えて処分される点字ブロックに新しい価値を見出し、生まれ変わらせることにアーティストがこのプロジェクトに関わる意味があると思っています。
7月29・30日のメンテナンス工事には、第二高校の生徒さんも参加し、撤去作業をしていただく予定です。
ただ絵を描くのではなく、この点字ブロック(画材)がどういう経緯で自分の手元にやってくるのかを体験した上で制作してもらいます。
ご興味がある方は、ぜひ「点字ブロックアップサイクル品(3万円コース)」にお申込みください。
手続き方法はこちらから(↓)※キャンプファイヤーでの募集は終了しています。
https://www.braillefriend.com/