健康長寿で100歳まで元気な社会に!転倒予防「歩いて行こう!プロジェクト」

今や毎年交通事故で亡くなる方の3倍の方が転倒・転落によって亡くなっています。 高齢になればなるほど転倒は死につながる怖いものです。 転倒予防啓発ソングとダンスを作り、転倒で亡くなる人を一人でも減らすことが、母と祖母を転倒・転落で亡くした私の使命だと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

現在の支援総額

1,074,200

179%

目標金額は600,000円

支援者数

124

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/01に募集を開始し、 124人の支援により 1,074,200円の資金を集め、 2025/04/15に募集を終了しました

健康長寿で100歳まで元気な社会に!転倒予防「歩いて行こう!プロジェクト」

現在の支援総額

1,074,200

179%達成

終了

目標金額600,000

支援者数124

このプロジェクトは、2025/03/01に募集を開始し、 124人の支援により 1,074,200円の資金を集め、 2025/04/15に募集を終了しました

今や毎年交通事故で亡くなる方の3倍の方が転倒・転落によって亡くなっています。 高齢になればなるほど転倒は死につながる怖いものです。 転倒予防啓発ソングとダンスを作り、転倒で亡くなる人を一人でも減らすことが、母と祖母を転倒・転落で亡くした私の使命だと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

私の母は、がん治療を続けている最中に転倒し、そのまま帰らぬ人となりました。がんと闘うことだけでも過酷なのに、転倒という予期せぬ事故が命を奪ってしまったのです。


転倒は単なるケガではありません。がん患者にとっては、命を左右する重大なリスクです。


転倒はがん患者にとって致命的な危険


がん患者は、筋力の低下・疲労・骨密度の低下・認知機能の衰えといった影響で、転倒しやすくなります。特に高齢のがん患者では、転倒の発生率が17.6%〜35.8%と非常に高く、普通の高齢者よりも危険性が増します。


しかし、それ以上に深刻なのは転倒後の死亡リスクの高さです。


例えば、がん患者が転倒による骨折や頭部外傷で入院すると、一般の高齢者と比べて死亡するリスクが約2.58倍に跳ね上がるという研究結果があります。がん治療で免疫力が低下しているため、転倒後の感染症や合併症のリスクも高まり、最悪の場合、命を落とすことになります。


転倒後の感染症や合併症が命を奪う


転倒後の骨折や頭部外傷は、それ自体が深刻な問題ですが、さらに恐ろしいのは、そこから二次的な合併症が引き起こされることです。


:肺炎のリスク

転倒して骨折すると、痛みや手術後の影響で動くことが難しくなり、長期間の寝たきりになりやすくなります。すると、呼吸が浅くなり、痰が溜まりやすくなり、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが急激に高まります。がん患者はもともと免疫が低下しているため、一度肺炎を発症すると治りにくく、命に関わることも多いのです。


:褥瘡(じょくそう・床ずれ)と感染症

長期間動けない状態が続くと、皮膚の血流が悪くなり、床ずれ(褥瘡)ができやすくなります。そこから細菌が入り、敗血症(血液の感染症)を起こせば、一気に重篤な状態に陥る可能性があります。


:深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症

入院や寝たきりの状態が続くと、足の血流が悪くなり、血栓(血のかたまり)ができやすくなります。これが血管を流れて肺に詰まると、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)となり、突然死を引き起こす危険もあります。


:感染症(術後感染・尿路感染)

転倒後に手術を受けると、免疫が弱ったがん患者は、術後感染のリスクが通常よりも高くなります。また、動けないことで尿路感染症が起こりやすくなり、これが全身に広がれば敗血症を引き起こし、命に関わるケースも少なくありません。


これらの合併症は、転倒が引き金となって発生するものであり、一つでも発症すると回復が難しくなり、最悪の場合、命を落とすことになります。がん患者に限りません。


たった一度の転倒が、すべてを奪う

転倒が原因で入院すると、そのまま寝たきりになる可能性が高く、がんの治療を継続することすら困難になります。母もそうでした。転倒する前は、治療を受けながらも日常生活を送れていました。しかし、転倒後は急激に体力を奪われ、回復することなく亡くなってしまいました。


がんと闘うためには、転倒を防ぐことが不可欠なのです。


 転倒死を防ぐために、今できること


この現実を知っていたら、私はもっと母の周りの環境を整え、転倒予防に力を入れていたでしょう。でも、同じ後悔をしてほしくない。だからこそ、伝えたい。


 自宅や病院の環境を見直す(つまずきやすい場所を減らす、手すりをつける)

筋力を維持する簡単な運動を続ける(歩行やストレッチなど)

転倒の危険性を知り、意識を高める(家族や医療従事者と共有する)


私はこの思いを込めて、「転倒死ゼロ」を目指すプロジェクトを立ち上げました。母を失った私だからこそ伝えられることがある。がん患者だけでなく、すべての人が転倒のリスクを知り、予防に取り組む社会を目指していきます。


どうか、あなたの大切な人を守るために、転倒の怖さを知り、今日からできることを始めてください。


 未来への不安~超高齢化社会とがん患者の増加がもたらす危機  

内閣府HPより

私たちは今、かつてないスピードで進む超高齢化社会に突入しています。  

日本では、65歳以上の人口が3人に1人になる時代が目前に迫り、  

さらに「2人に1人ががんになる」とまで言われています。  


つまり、がん患者でありながら高齢者でもあるという人が、  これから増えていくのです。  


この現実に対して、転倒予防の重要性は、もはや個人の問題ではなく社会全体の課題です。  

転倒は、単なるケガではなく、命を脅かす重大なリスク。  

しかし、残念ながらその危険性が十分に認識されているとは言えません。  


「たった一度の転倒が命を奪う」  

この事実をもっと多くの人に知ってもらい、意識を変えていかなければなりません。  


もし何も対策をしなければ、  

がん患者の転倒による死亡や寝たきりが急増し、  

医療や介護の負担が爆発的に増え、  

社会全体の支え手が足りなくなる

そんな未来が待っています。  


だからこそ、今、この警鐘を鳴らします。 


転倒を防ぐことは、 命を守ること につながります。  

そしてそれは、大切な人の未来を守り、  

ひいてはこの社会全体を支えることにつながるのです。  


あなたの身近な人に、転倒のリスクがあるかもしれません。  

その人が、ある日突然、転倒をきっかけに命を落とすかもしれない。  


そんな悲劇を、もう二度と繰り返さないために。  


今こそ、私たち一人ひとりが行動を起こす時です


シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!