申込みは本日最終日!『サンガジャパン+ Vol.3』掲載記事をご紹介します
2024年2月に刊行する仏教総合誌『サンガジャパン+ Vol.3』は、「1月14日(日)11:59」までクラウドファンディングで事前予約を受け付けています。
本誌に掲載する記事を、この活動報告でご紹介していきます。
「Zen 2.0 2022」3つのセッションを記事化して掲載します!
2022年9月10日と11日に、リアルとオンラインのハイブリッドで、禅とマインドフルネスの国際カンファレンス「Zen2.0 2022」が開催されました。
世界の分裂・分断が加速し、「正しい、正しくない」といった二元対立的な衝動に駆り立てられる時代の中で大切なのは、立ち止まり、自分自身を見つめ、「本来の智慧」にアクセスすることです。
「インタービーング」という言葉を遺してくださったのは、今年2月に亡くなったティク・ナット・ハン師でした。世界の急激な変化を目の当たりにしている時代に、「インタービーイング」は世の中にはどんな可能性を開いてゆくでしょうか。
2022年のZen2.0は、北鎌倉・建長寺を舞台に「Start from Inner Wisdom The Stories of Interbeing〜すべての物語と共に生きる〜」をテーマに、グローバルで多様性溢れる議論が交わされました。
サンガジャパン編集部では、この素晴らしい国際カンファレンスを、Zen2.0さんの温かいご協力のもとで取材させていただきました。
数々の魅力的なセッションの中から、ごく一部になりますが、3つのセッションを記事にまとめ『サンガジャパンプラス Vol.3』に掲載してお届けします。
【掲載記事1】
ティク・ナット・ハン禅師が伝えたインタービーイングの世界
シスター・チャイ・ニェム(釈尼真齋嚴)(プラムヴィレッジ ダルマティーチャー)
島田啓介(翻訳家/執筆家/マインドフルネス・ビレッジ村長)
プラムヴィレッジのダルマティーチャーであるシスター・チャイ・ニェムと、プラムヴィレッジスタイルの瞑想実践者であり、ティク・ナット・ハンの書籍の翻訳家でもある島田啓介さんの対談。フランスと鎌倉・建長寺をzoomでつないだセッションは、オンラインであることを感じさせない温かな雰囲気で進んでいきます。プラムヴィレッジをよくご存知の方も初めて知る方も、ティク・ナット・ハン禅師がもっとも大切にしてきたインタービーイング(interbeing)の真髄に触れられます。
【掲載記事2】
Web3から創る、多様でマインドフルな時代の可能性
武井浩三(経営思想家、社会活動家、社会システムデザイナー)
湯川鶴章(ITジャーナリスト)
社会システムデザイナーとして活動されている武井浩三さんと、テクノロジーの第一線で次のトレンドを予測し続けてきたITジャーナリスト湯川鶴章さん。Zen2.0の登壇者の中でも特にITやAIに造詣の深いお二人が、「Web3から創る、多様でマインドフルな時代の可能性」をテーマに、近未来のお金のあり方や組織のあり方、富を分かち合う方法について語り合います。資本主義社会は今後、Web3によって新しいフェーズを迎え、より豊かな世界へとつながっていくのか、お二人から学びます。
【掲載記事3】
Inner Wisdomと苦しみの原点:幼少期と子育て
ソーヤー海(東京アーバンパーマカルチャー創始者、共生革命家)
藤野正寛(NTT コミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト)
初日の午前中に行われたソーヤー海氏と藤野正寛氏のトークセッションは、今年の全体テーマである「Inner Wisdom」に、「子育て」という切り口から迫った斬新なものでした。それぞれのスペシャリストとしての立場からはもとより、お互い4歳と生後8カ月の女の子の父親としての実体験を交えながら語られた、明快かつ現代への深い問題提起でもあるお二人のInner Wisdom論です。子育て世代に必見です。
残り12時間、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
Zen 2.0の記事をお読みいただける『サンガジャパン+Vol.3』のクラウドファンディングも、本日が最終日となりました。締切は「2024年1月14日(日)23:59」です。
目標金額150万円を目指して、残り時間もわずかですが、最後までご支援をよろしくお願いいたします。