日を跨いでしまいましたが、クラファン挑戦4日目です。
一般的には公開から3日程で一度支援の勢いはストップするらしく、私も例に漏れず本日はお一人に止まりました。
ここからはコツコツ期と言われて、地道に支援者の輪を広げていく時期だそうです。
せっかくですので、私のお店やお花への想いを、この場を借りてお伝えする事にします。
写真のデザインは、コロナ禍の真っ只中に担当した、結婚式の受付のアレンジです。
友人、知人を呼ぶ事も難しくなった最中での披露宴、少しでもお二人の記憶に残る思い出になるお手伝いが出来ればと、新郎様がバリスタだった事もあり、コーヒーをテーマに受付のお花を飾る事をご提案。
コーヒーの様な黒い花を咲かせるチョコレートコスモスに、カスミ草でミルクを注ぐシーンをデザイン致しました。
カップから溢れ出る花やツボミの動きで、注ぎ入れるミルクによって、コーヒーの香りが立つシーンをデザインしたものです。
打合せ時は、どんなものが出来るのか明確にイメージが出来てなかったお二人ですが、2回も延期された事で、この花への期待感は膨れ上がる一方でした。
自信はあったものの、お二人の想いに追い越されないかちょっと心配でしたが、3度目の正直の披露宴当日、作品を確認しに受付の部屋へ入った新郎新婦さん・・・ドキドキの時間でしたが、廊下の向こうから様子を伺う私に部屋から出てくるなり気付いた新郎さんが、満面の笑みで親指を立てた拳を突き出しオッケーサイン。
あの瞬間は忘れられないシーンの一つです。
天井一面のドライフラワーのカフェで、わざわざ足を運んでくれたお客様に空間を楽しんでもらう事もお店の存在意義ですが、私にしか出来ないデザインや感性を駆使して、皆さんの想いをお花で形にして喜んで頂くのも私の使命だと思っております。
どうか、お店を存続出来た暁には、皆さまの想いを私のお花に託して頂けないでしょうか。
それこそが、サンカクストアを存続させる意義だと考えております。
長文、最後までありがとうございました。