2024/05/08 12:20

サバ完全養殖実用化研究の最初は、「採卵」。
ママサバから卵をいただくことです。

昨夜、昨年度まで別々に行っていた2つの研究機関の研究者たちが、さばイバル・プロジェクトの下、共同で採卵を行いました。

昨年までと大きく違うのは、県外の研究協力機関のアドバイスも取り入れ、雌ごとに卵の質(未熟や過熟でないか)、また大きさ(大きい方が良い赤ちゃんサバが孵化しやすい)を見極めて、ママになるサバを選ぶという点です。

また、それぞれのサバにタグをつけ、番号で識別できるようにし、生まれた卵と対照させてしっかりデータを取っていきます。
これも、今年から始めたこと。

これで、より強く元気な赤ちゃんが産まれることを期待しています。

昨夜選ばれた、ママ候補のサバたち。
これから、経過をお知らせしていきます。