2024/05/23 19:00
志賀理和氣神社鎮守の杜再生プロジェクトにご支援くださり心より御礼申し上げます。
こちらは旧境内地にて草刈りをしていたところ、いつの間にか背中にアブラゼミがとまっていたところを撮られたものです。
やたら近くで蝉が鳴いているなあと思ってはおりましたが、草刈機を止めるまでは背中の蝉に気付きませんでした。
アブラゼミは、翅の色が油紙を連想させるためですとか、鳴き声が揚げ物をしているときの音に似ているためその名がついたと言われます。湿度の高い環境を好むとされ、森林部に多いと言われるこの蝉は、こちらの境内地に移りましてからほとんど姿を見かけなくなりました。
大地の中で7年から10年を過ごし、地上に出てからは長くて1ヶ月の命と言われる蝉たちにとり、神社の森はゆりかごでもあり、また命を繋いでゆくための場であったのだなと思います。
クラウドファンディング終了まで1ヶ月をきりました。皆様のご支援をいただき、ふたたび蝉時雨の響き渡る森づくりへのご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。