
昨年の第1期クラウドファンディングでは、志賀理和氣神社鎮守の杜再生の為にご支援をいただき誠にありがとうございます。
皆様のお蔭をもちまして植樹された苗木たちは、春先には風が吹けば折れそうだった葉も、大きく強く広がり、日を受けて緑が映えておりました。間も無く新緑と言われる季節も過ぎる頃でしょうか。
たくさんの方々の真心により植えられた木々は、大きいもので2メートルを超え、元気に成長しています。
全ての木々が順調に育ってくれれば良いのですが、成長し花をつけている木もあれば、実は根付かなかったものもあります。しかし、その木々はそのまま森の分解者によって森の養分となり、他の木を育てるに役回りとなります。また、この木はこの土地には適合できない種類として、森づくりの知識としても将来に役立てられてゆくのです。
今を生きる私たちは、長生きしても100年が良いところでしょう。しかし、小さく弱弱しかった苗木は、人間よりもはるかに長生きをします。ご支援を賜った方々が天寿を全うされた後も、皆様の思いと願いにより育てられた森は、多くの生き物の拠り所となり、人間もその中に含まれるでしょう。皆様の真心は森として志賀理和氣神社の境内に残り続けるのです。
大きく育った森は、生命の循環により調和が保たれます。
和の空間たる「鎮守の杜」を。多くの命の揺り籠たる「千年の森」を。
どうか皆様と一緒に作り、残してゆきたいと存じます。
改めて、皆様にはご負担をお掛け致しますが、何卒ご支援のほどお願い申し上げます。
志賀理和氣神社宮司 田村寛仁



