2016/07/27 09:59

皆様、いつもCBBを応援して頂き、ありがとうございます。

第6期現地駐在員の石出です。

本日は【CBBの現地駐在員のとある1日】ということで、現地での生活の様子をお伝えしたいと思います。

 

朝は、6:00時起床。

学校に行くスタッフ達は、朝起きてから教室の掃除や薪割りを分担してやってくれます。

そんな彼らの働きぶりをチェックしながら、私たちは授業の準備です。

 

7:00~8:30授業開始。

私は日本語、堀江さんが英語を担当しています。少しの休憩を挟みながら、勉強しているのは小学校に通う子どもたち。

とにかく朝から元気いっぱいです。

 

9:00市場へ買い出し。

自転車に乗り、生徒たちの下校と合わせて市場へ。

市場からの生徒が多いので、歩いてスクールまでやってきたという子を乗せて行く日もあります。

朝の市場は活気があり、生徒がお手伝いしている様子を見ることもできるので、朝ごはんも一緒に。ローカル市場で買い物もできるようになりました。(笑)

 

9:30~11:00授業スタート。

私は日本語、堀江さんが英語を担当。またもやってくるのは小学生たち。

最初は通訳がいないことに私も生徒も戸惑っていましたが、今では2つの言語とイラストやジェスチャーで乗り切れるようになりました。

 

11:00~12:00洗濯・昼ごはんづくり

洗濯はたらいで手洗い。昼ごはんも、ローカル市場で買ってきた食材を使っての、火おこしからスタートです。まさか、日本でIHコンロを使っている私が、薪割りをして、火を炊くことになるとは。。

料理は生徒に手伝ってもらいながら、クメール料理風の味付けに。

 

12:00お昼ごはん。

学校から帰ってきたスタッフたちと。午後の勉強時間やお仕事の役割分担を話しながらのランチになります。

13:00~15:00授業スタート

英語、日本語ともに2つのレベルが混在するため、4クラスに。この時間は一日の中で一番生徒がスクールに集まる時間帯です。カンボジア人スタッフとともに、フル稼働で教えています。

 

15:00~16:00生徒の家へ

私たちの休憩時間。この時間はカンボジア人スタッフだけで教えています。

今日は、自転車が壊れてしまい、40分かけて歩いてきたという生徒の家へ。

「じてんしゃこわれて、あるいてきた。けい、はやくにほんごおしえて。」そう言って、やってきたのは4月から日本語を勉強している生徒たち。

田んぼの中にたたずむ家は確かにスクールからは遠く、それでも日本語を勉強したいと暑い中歩いてやってきてくれた二人の気持ちに応えなきゃと思う家庭訪問になりました。

 

16:00~17:00授業スタート。

私は英語、堀江さんが日本語の授業を担当。この時間からは中学生・高校生が多くやってきます。日本とカンボジアの違いや、時には恋バナまで話すことができるので、小学生に教えるのとは違った楽しみもあります。

 

17:00~18:00授業スタート。

私も堀江さんも、高校生に日本語を教えるクラス。1年以上日本語を勉強している生徒たちなため、日本語能力試験の問題集や漢字を主に勉強しています。最近は、1年後に迫った卒業試験や進路のことが気になる様子。

この間はプチパーティーを開き、クメール式BBQを振舞ってくれました。

18:00~19:00授業スタート。

堀江さんが最後の授業、英語を担当しています。私は現在取り組んでいる先生ノートの集計やチェック、パソコン作業に取り掛かります。

スクールにはwifiがないため、ネットにつなぎたいときはこのタイミングで市場の電話ショップへ。

 

19:00~20:00夜ごはん。

スタッフが当番制で作ってくれている夜ごはん。100%クメール料理ですが、最近は素直においしいと感じるようになってきました!魚のスープや野菜炒め、納豆のような味のものなど、毎日色々な発見があります(^^)

 

20:00~21:00ミーティング

全員集合のスタッフミーティング。先生ノートの確認や、スクールの目標、勉強の進捗などを共有したり、話し合います。

気を付けているのことは、たくさん話さず1つだけ話すことと、なるべくカンボジア人スタッフの意見を聞くことです。

どう思いますか?あなたの意見は?

私たちの言ったことを通訳してもらうだけでなく、彼らの意見やアイデアを反映させていけたらと思っています。(まだまだ時間がかかりそうですが。。)

 

21:00~22:00日本人ミーティング

昼間はあまり話す時間はないので、インターン生や現地駐在員が集まって、To doや目標の整理をします。基本、毎日何かが起こり、状況が変わる現地。その場にいるメンバーでの素早い判断が求められます。

でもこんな経験もきっと学生の内に海外に出たからこその経験なんだろうな、、と日々感じています。

 23:00就寝

蚊帳の中で就寝です。扇風機があるので暑さに苦しめられることはないですが、雨季の季節は虫との戦いです。CBBスクールには蚊取り線香を用意しましたので、ご心配なく!

 

という日々を過ごしています。スタッフが体調を崩したことにより、授業数などに変化があり、毎日が慌ただしく過ぎていきます。

正直、スタッフたちの言っていることがわからなかったり、私には処理しきれない問題が立て続けに起こると、弱音を吐いてしまいそうな日もあります。

しかし、現地スタッフや生徒、そして生徒の両親との距離が近い分、発見や考えさせられることにもたくさん出会います。

そんな中で、彼らに寄り添い、彼らとともに成長していけたらと思います。