トゥクトゥクでカンボジアの子どもたちにCBBスクールの教育を届けたい!

みなさん、こんにちは!CBBです。
私たちCBBは「農村の貧困層の子どもでも大学まで行ける仕組み作り」を理念に活動している国際協力学生NGOです。


様々な事情により学校に通うことが出来ない子どもたちと、学校に行きながらもっと学びたいという子どもたちにフォーカスし、より多くの子どもたちが学校に通えるように、また彼らの視野が少しでも広がるように、カンボジアで教育支援活動をしています。


主に「自転車提供により退学予防を目指す自転車の寄付(対象289名)」、「語学習得により貧困脱出を目指すCBBスクール(対象80名)」、「大学進学を目指すCBBハウス(対象8名)」の3つに取り組んでいます。

3月15日チュンプレイのCBBスクール開校しました。

 

◆CBBスクールとは
教育格差が広がるカンボジアで、すべての子どもたちが勉強できる環境を作るため、学校とは別に英語・日本語を学びたい子どもたちが通う語学塾、CBBスクールを設立しました。

 

CBBスクールでは、語学能力が給料の額に大きく影響するカンボジアで、日本語・英語の語学力の修得を目指しています。また、現在では日本人の大学生が現地駐在員として継続して滞在しているという強みを活かし、日本の文化の紹介や、日本とのSkype授業、考えさせる授業、実際に使える語学力修得を目標に、発表やスピーチなどの情操的な教育を取り入れた授業を中心に行っています。

現在CBBスクールでは現在80人の小学生、中学生、高校生が一緒に学んでいます。

 

◆トゥクトゥクとスクール
現在のスクールは、国道沿いの栄えた市場から外れた、一部の子どもたちにとっては通いにくいチュンプレイという場所にあります。それでもCBBスクールに通いたい、日本語の勉強がしたいと言ってくれる子どもたちがいます。そこで私たちはトゥクトゥクという現地の乗り物で子どもたちにCBBスクールに通って欲しいと思っています。


◆なぜトゥクトゥクなのか
・カンボジアの治安と立地

スクールがあるチュンプレイは田舎のため、遠い地域の子どもたちは歩いて通うことができません。そしてバイクなどの交通事故も多いため、徒歩で通わせることを心配する両親からの声があります。トゥクトゥクでの送迎があれば、遠い地域の子どもたちも通うことができ、尚且つ両親も安心して子どもを預けることが出来ます。

・雨季(5~10月、本格的な雨季は9~10月)

雨季が始まると夕方にスコールという激しい雨が降ります。スコールの時間帯は濡れるため外に出歩かず、やむまで待つという現地の習慣があります。雨季の影響で授業の出席率が悪くなることを、屋根付きのトゥクトゥクがあれば解決することができます。

 授業でグループワークをしています。

 

◆私たちの目指すスクール体制
私たちは現地の人たちが運営するスクール体制を目指しています。しかし現在のCBBは日本からの支援待ちの体制で、日本からの支援が滞ると現地のカンボジアで上手く回らなくなるという状況を、私たちは実際に何度も経験してきました。
この状況を脱する第一歩として、CBBスクールにトゥクトゥクを取り入れ、生徒を増やすことによって現地での運営を可能にしたいと思っています。

 

◆トゥクトゥクが走れば
カンボジア人の現地スタッフの「トゥクトゥクがあればもっとたくさんの子どもたちがスクールに通うことができるのに!」といった一声からこの企画は始まりました。
トゥクトゥクはカンボジアでは大変身近な乗り物で、中距離移動はトゥクトゥクが使われることが多いです。子どもなら20人、青年でも15人乗ることが出来ます。バスやタクシーよりも運賃が安いこともトゥクトゥクが現地で身近な理由の一つです。


トゥクトゥクを買うにはお金がかかりますが、トゥクトゥクの運送費は現地相場で一人当たり月に$0.5(2000リエル)、走らせるためのガソリン代は利用者から、運転手は現地の住み込みスタッフで対応することができます。そして何よりもトゥクトゥクが走れば、今まで距離的な問題から通えなかった子どもたちが通うことができ、さらに多くの子どもたちに教育を届けることが出来るのです。


◆ご協力していただいたお金の使い道
今回募集させていただく30万円のうち、手数料を除いた28万5千円の使い道は以下の通りです。
・トゥクトゥクの荷台部分・・・16万5000円
・トゥクトゥクのバイク部分・・・11万
・修理代・・・1万円
目標金額以上のお金をご協力していただけました際は、トゥクトゥクの維持費やスクールの教材費などに、大切に心を込めて使用させていただきます。

◆リターンについて
ご協力いただいた皆様へ、感謝の気持ちを込めて以下のリターン品をご用意いたしました。

・スクールの子どもたちとカンボジアの綺麗な風景の写真

・現地インターン生からの手書きのメッセージレター

・購入したトゥクトゥクの写真と子どもたちからの手書きメッセージ

・現地の子どもたちからメッセージ動画

・現地大学生に聞いたカンボジアのおすすめスポットのまとめ

 

◆子どもたちが自ら未来を切り開く
すべての子どもたちに教育へのフリーなアクセスを。私たちCBBはカンボジアの子どもたちが自ら未来を切り開く手助けをしたいと思っています。そのためにもみなさまからのご協力が必要です。

トゥクトゥクで子どもたちにCBBスクールの教育を届けたい!よろしくお願いいたします。

 

○CBB(Cycle Beyond the Borders)

・設立 2011年6月4日
・支援地 カンボジア王国コンポンチャム州バティエイ郡
・カンボジア事務所
CBB School
Cheung Prey village, Cheung Prey Commne, Batheay District, Kampong Cham Province

CBB Shared house
#157, St.271, song kat Terk Tla, Khan Sen Sok, Phnom Penh
・メンバー数
法政大学、他大学含め国内メンバー26名、現地インターン1名、現地スタッフ8名(カンボジア人)

  • 2016/07/31 18:14

    皆様、いつもCBBを応援頂きありがとうございます。 現地駐在員の石出です。 この度、7月29日(金)00:00をもちまして、クラウドファンディング終了となりましたので、ご報告させて頂きます。 多くの皆様のご協力のおかげで、目標の30万円には届かなかったものの、15万円を達成することができ...

  • 2016/07/27 10:16

    皆様、いつもCBBを応援して下さり、ありがとうございます。 本日は、CBBスクールでの取り組み【先生ノート】についてご紹介したいと思います。   「リダの日本語の授業を受けている生徒が一番日本語を話せる気がする。」 それは、日本人スタッフミーティングで話していたときに出た意見でした。 ...

  • 2016/07/27 09:59

    皆様、いつもCBBを応援して頂き、ありがとうございます。 第6期現地駐在員の石出です。 本日は【CBBの現地駐在員のとある1日】ということで、現地での生活の様子をお伝えしたいと思います。   朝は、6:00時起床。 学校に行くスタッフ達は、朝起きてから教室の掃除や薪割りを分担してやっ...

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