皆様、いつもCBBを応援して下さりありがとうございます。
こんにちは。法政大学人間環境学部3年の鈴木善幸です。
今夏2回目の渡航をさせていただきます。
前回はわからないことだらけで、初の途上国だったので正直地に足がついてない状態でした。
しかし、今回は二回目ということで自分自身目的を持ち、CBBのプロジェクトにもしっかり貢献したいと考えています。
(前回渡航時の最終日。懐かしいです!)
私は去年に引き続き、
スクールのプロジェクトを担当させていただきます!
現地も去年とは大きく違うことが多いです。なので不安もたくさんあります。
去年は日本語で絵日記を書き、日本語を毎日書くようにしたり、花火や浴衣コンテスト・お好み焼きや焼きそばの屋台をだし、夏祭りをして日本の文化に触れてもらいました。
今回私たちのプロジェクトで考えていることが「授業参観」です。
私たちが運営しているCBBスクールには多くの子ども達が通っています。
しかし、親御さんの中には教育の大切さについて、CBBスクールでの日本語・英語教育について、よく知らない人もいます。
英語や日本語を話せるとどんな将来が待っているのか、子どもを学校に通わせることはどんな意義があるのか、またどうして日本人である私たちがこの国で教育支援活動を行っているのか。
親御さんが教育の大切さを理解し、ともに子どもたちの学ぶ環境をもっとより良いものにできれば、これほど嬉しいことはありません!
今回は、そのような親御さんたちに実際に授業を見てもらい、先生と話し、理解をしてもらいたいと思っています。
日本の小学校、中学校、高校でも当たり前のようにある授業参観。
皆さんの通っていた学校の授業参観はどのようなものでしたか?
私の学校の授業参観はイベントみたいな楽しみもありました。
何か調べたものをグループで発表したり、練習した歌を披露したり。
私たちは今回そのようなことをカンボジアの子どもたちに体験してもらおうと考えています。
今回用意したのは皆さんが一度は読んだことのある童話「大きなかぶ」。
おじいさん、おばあさん、犬や猫まで巻き込んで、みんなで協力して大きな株を引っこ抜く話です。
(株はカンボジアではあまり見かけないので、大きな人参でやることにしました。(笑))
カンボジア人スタッフも一緒に劇を行い、楽しみながら「協力することの大切さ」をストーリーから学んでくれたらと思います。
その他にも、5歳~小学校低学年が通うクラスでは、ABCソングを練習中。
そして、長く日本語を勉強している生徒のクラスではスピーチや習字教室を。
今回の授業参観では、生徒たちには楽しさを提供し、親には理解してもらうという点で行っていきます。
親の意見を聞くというのは私にとって初めてです。
イベント当日まで残り1か月。しっかり準備を進めていきたいと思います。