TOGISOの佐藤です。
赤崎集落にも水道が開通し、やっと次の一歩を踏み出すことができるようになりました。写真はトイレ増設予定場所の床面です。水道の開通に伴い、事前に準備を進めていた浄化槽設置とトイレの増設工事についてお知らせします。
今回の工事は3社でチームをつくり対応します。
【チームについて】
1. 有限会社ヒロカンパニー様(大阪府高石市)
復旧支援のため水道設備の工事会社が手配できない中で、大阪より「ヒロカンパニー」さんが駆けつけてくれる事になりました。全体の工程管理、浄化槽設置のための掘削、配管・トイレの設置など工事の核となる部分を担当してくれます。
2. 有限会社小川電設様(石川県羽咋郡志賀町)
地元・富来からは「小川電設」さんが浄化槽の手配・納品と電気工事を担ってくれます。2023年のTOGISOリニューアル時にも参画してくれました。普段から電気・配線を含めてお任せしています。
3. トンビーズ(バンクーバー※カナダ)
大工工事はバンクーバーから駆けつけてくれた助っ人「トンビーズ」さん。YOSHIさんとTATSUROさんの2人組で、TOGISO近くの鹿頭集落に古民家を購入し新たに拠点を構えようとしています。
全員が佐藤とご縁があった方々です。困った時に駆けつけていただき本当に感謝しかありません。赤崎の地盤は岩盤で固く、浄化槽設置のための掘削も大変な作業になると聞いています。強固な地盤のおかげで地震の被害は軽減できたので、掘削作業が大変なのは仕方のないことだと考えていますが、安全第一で工事をお願いしています。
【工期について】
工期は3月16日から3月24日を予定しています。
【概算の見積について】
浄化槽本体・耐圧蓋など=¥1,100,000-
浄化槽・トイレ設置・配管工事など=¥4,000,000-
大工工事など=¥200,000-
合計=¥4,300,000-
その他、細かな作業が必要になると思います。
2Fの瓦の葺き替え(1Fは別途)で、およそ¥3,000,000-の見積ですから、依頼済みの工事で¥7,300,000-となっています。被災した住宅を修繕することは金銭面でも本当に大変なのだと感じています。
みなさまのご支援が後押しとなり、改修工事の決断を早めることができました。おかげさまで、TOGISOは今日も支援団体の方々が鋭気を養える場所となっています。
今までの所、関係者の方々のご協力のおかげで当初のスケジュール通りに進行しています。オンライン交流会やHPへのお名前の掲載についても準備を進めていますので、今しばらくお待ち下さい。