現在、能登では全壊・半壊した建物や蔵の解体が進んでいます。
その過程で多くの輪島塗の器が無造作に廃棄されていく状況に、価値ある漆器をどうにかして有効活用できないかと考えました。
蔵に保管されている漆器はおよそ100年ほど前の品が多く、昔の職人が仕上げた逸品です。今では大変貴重な国産漆が使われています。
この良質な漆器を使うことで、基本的なメンテナンスは不要で、日々の暮らしのなかに能登の温かさを感じることができる、そんなランプシェードをつくりました。
クラウドファンディングを行いながら商品化に向けて準備を進めています。
もし、ご興味のかる方がいらしたらご紹介いただければ幸いです。
趣があるため和室にも適しています。
TOGISOにサンプルを展示していますので、もしお越しの際には手にとってご覧ください。
能登の古民家宿 TOGISO は一般のお客様のご予約受付も開始しましたが、現在も輪島や門前など奥能登の復興支援に協力くださる方々の拠点として活用されています。震災で失ったものは沢山ありましたが、それでも前を向いて取り組めているのは皆さまのおかげです。
今後も能登全体の復興に向けて活動を継続していきます。どうかみなさまのお力添えをいただければ幸いです。