2月も中旬。今日は暖かい日で、早く春にならないかなぁ。と思わされる気候でした。
「小児がんや重病の子どもたちに編みぐるみを贈ろうプロジェクト8」そして「ダウン症の子どもたちに編みぐるみを贈ろうプロジェクト3」のプロジェクトは、あと半ヶ月になりました。
今回も皆さまの子どもたちへの思いがこもった羊さん達が積み上がりだしました。
毎回、少しずつ積み上がる羊さんの山を見て、「なんか、とても幸せなだなぁ」と何度も反芻しています。
今日は、アトリエを出て近くの西宮北口にある西宮ガーデンズのスタバで作業していました。開店から8時まで、ひたすら羊さん製作。
数人の方に声をかけてもらったり、プロジェクトのことを説明したり、カフェでの作業はプロジェクトが広がる時間でもあります。
今日はここまで。1日編んで2匹少しですが、編み物をしているというご婦人達(西北マダム)に「速いねー!めっちゃ正確に編んでるねぇ」と褒められて少しいい気になりました。
この働きは神様がこんな私を中継ぎ投手(セットアッパー)として、皆さまの思いが子どもたちに届くように与えられたものだなぁ。と今日作業をしていてしみじみ思いました。
私も与えられたお仕事を真剣に大切に思っています。
新しい春。新たに生まれてくる子どもたちのために。また病を持ちながら、新しい道へ進む子どもたちのために。
未来に病と闘うことになる子どもたち、そしてご家族の方々のために。そのきょうだいさん達のために。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
アトリエの玄関にある、カリンの芽も少しずつ膨らみだしました。
抗がん剤や癌の苦しさの中にいても、季節が確実に変わっていることを感じると、なぜかホッとします。
変わりやすい気候が続きますが、皆様の身体、そして心が守られますように。
たかお編みぐるみ工房
原田隆夫