2024年2月23日〜24日、東京のぞう列車合唱団の大人達、子ども達合計22名が福島県を訪れました。
二本松市で農業を営む菅野さんを訪れ、餅つきを体験。納豆もち、きなこもち、小豆もち、お雑煮にして食べました! 田んぼの近くのビオトープでは、東京ではみられない虫について学んだり小さな船に乗ったりと寒い中もみんな大はしゃぎでした。ミュージカルの中にも、里山の豊かな自然の中で遊ぶ楽しさを歌った曲があります。
ミュージカルでは声のご出演もされている三瓶さんのふるさと浪江町にも訪れました。長く住んでいたお宅は、猪などの動物に入られて床や畳が外れていたり、物が散乱し荒れ放題。その様子を見た子ども達は「私のお家がこうなってしまったらどうしよう」と悲しくなったそうです。
さらに、震災遺構となっている浪江町立請戸小学校へ。地震と事故の直前までここで普通に学校生活が送られていた場所。当たり前の生活がある日一変したのです。その現場を訪れた子どもも大人もそれぞれの思いを抱えて東京に戻ってきました。
このツアーの様子は、東京新聞でも記事になっています。
東京新聞「福島を見て!と怒りを込めて歌いたい」子どもたちが浪江町訪問 原発事故テーマに4月、ミュージカル公演(2024年3月10日 06時00分)