3月14日から始まりましたクラウドファンディング。私たちにとって新しい挑戦でしたが、皆様の温かい応援とご支援で、本日最終日を迎えます。若者たちも、このクラウドファンディングの動向を見てきました。自分たちの居場所を綺麗にするため、こんなに多くの方々が支援してくれるんだと、実はすごく喜んでいます。「すごいね」って、精一杯の言語化です。社会的養護の若者たちについて、あまり知られていない中、このクラウドファンディングをきっかけに、少しは「知ってもらう」ことができたかなと思います。地域でもっと子ども達のケアがなされれば、そもそも児童養護施設に行かなくて済むのに。地域の力を発揮することで、孤立した子育てをしなくて済むようになれば、子どもの虐待も少しは減るだろうに。と思う訳です。社会が生み出す「社会的養護」、その社会的養護の若者たちを社会がサポートしていかなければならない。と思う訳です。しかし、なかなか変わることは難しいので、私たち「はこぶね」は、微力ながら、これからもできることをやっていきたいと思います。改めまして、これまでご支援くださった皆様に心から御礼申し上げます。本日4月27日(土)23:59まで、今一度の応援と拡散のほど、よろしくお願いいたします。今後も、若者たちが自らの意思で未来を切り開いていけるよう祈ってくだされば幸いです。はこぶね一同
若者 の付いた活動報告
はこぶねの活動に欠かせない存在、それは『フレンズ』さん。社会的養護の若者たちにとって頼れるオトナのトモダチになりたい。と、はこぶねに集まってくださっているボランティアさんたちを『フレンズ』と呼んでいます。役割はただ一つ、若者たちに寄り添ってもらうこと。自分のペースで、自分のタイミングで、細~く長~く続けてほしいから、無理をしないで関わり続けてほしいと願っています。そんなフレンズさんの生の声をお届けしましょう。「初めの頃は、子どもたちにどう認識されているのか気になった」「若者とどう接すればよいか分からなかった」「みんなでイベントを企画すると楽しい」「〇〇をすると迷惑かなと心配になる」「間違ったことをすると、若者の足が遠のく可能性がある。せっかくの安心安全な場所なのに、自分がそこを乱してしまってはいけないと思った」「どこまでやっていいか、最初は分からなかった」「若者に話しかけられたときは嬉しかった。認識してもらえている喜びを感じた」「フレンズ同士がもう少し交流できたらよい」「仕事を辞めたいと言った若者に対して、簡単に辞めたほうがいいとも言えないし、無責任に好条件ならそのまま続けたほうがいいとも言えないし、回答に悩んだ」「若者と自分の関係は『時間』が変えてくれる」「名前を覚えてもらえることは嬉しいし、モチベーションになる。また行こうと思う」「最初は、自分にできることがあるか悩んだ」などなど。一部ですが。皆さん、悩みながら、不安な気持ちを持ちながら、それでも若者たちと接し続けてくださっています。とてもありがたい存在です。何もしなくても、同じ空間にいてくださるだけでいいんです。私もそうです。何もできないけど、ただ居なくならないことだけ、続けていくことだけを考えてきました。これからも同じスタンスで、できることだけしかできないけど、続けていきたいと思います。「私にできることはあるかなー」と、ちょっとでも思ってくださる方がいらっしゃいましたらご連絡ください。クラウドファンディング終了まで、今日を入れてあと2日。4月27日(土)23:59までです。今一度の応援と拡散のほど、よろしくお願いいたします。はこぶね代表大藪真樹
クラウドファンディング、いよいよ残り3日となりました。皆様の応援のおかげで、何とかリフォームができそうです。早速、サンプルをいくつか取り寄せ、どこをどんな風にしようかと検討を始めたいと思います。今いる若者たちにとって居心地の良い場所として、若者たちと共に過ごすフレンズさんたちにとっても居心地の良い場所として。そして、これからはこぶねのトモカフェにつながるすべての人たちにとっても、欲張りかもしれませんが、ホッとできる場所にしていきたいと思います。4月9日の雨漏りの行方がまだ不透明で、まだ詳しい工事の計画は立てられませんが、できるところから少しずつでも始めていきます。できれば、若者たちと一緒に壁紙を貼ったり、塗ったりしたいな。そうすることで愛着も感じられるかなと。リフォームの様子は随時SNSで発信していきます。ご支援くださいました皆様、心から御礼申し上げます。はこぶね代表大藪真樹
今回は「自家製キムチ」自家製キムチを作り始めて、はや15年が経ちます。最初は韓国人のオモニから教えていただきましたが、毎年少しずつ改良して今の味になりました。実は、はこぶねに来ている若者たち、最初はキムチが食べられませんでした。まあ、食べたことのないものは食べないのが基本なので、当然でしょう。しかーし、自分たちで作ってみたら、なんと食べられるようになったんですねー。その後から、「キムチは?キムチないのー?」と食べる食べる。あっという間になくなってしまいました。昨シーズンは少~し忙しかったこともあり、1回しか作れなかったので、今シーズンは頑張ろう。キムチを作りながら、若者たちはフレンズさんたちとたくさんお話もしています。キムチ作り、ご興味のある方は、12月をご期待くださいませ。クラウドファンディング、残り4日となりました。若者たちの活動がこれからも続いていけますように。ぜひ応援よろしくお願いいたします。はこぶね代表大藪真樹
Mさん・今に不満があっても、どう動いたらいいかわかんないとかあるじゃん。で、結局何もせずに終わっちゃう。でもここで相談したら何か言ってくれる。何か動いてくれるし、提案してくれるじゃん。・ここがなかったら、1人で解決しようとして壊れてたんじゃない。・ここに寄るのは、ただ単にマックに行くとか、 どっかよそのレストランに行くのとは全然違うんだ。実家っぽい。Yさん・はこぶねは外に出るきっかけをくれた。・肯定的に受け入れてくれるからいい。・自分を見守ってくれる人たちがいて、自分を出せる場所。・応援してくれている。Rさん・話を聞いてくれる人がいる。これまではいなかった。・話をたくさん聞いてもらえるからストレスが減った。・18歳で自立する時、はこぶねがあったから助かった。若者たちにインタビューしたものをそのまま載せました。自分の気持ちを言語化することだけでも難しい若者たちです。今は25人の若者とつながっています。彼らと一緒にご飯を食べながらゆっくり話をしていると、いろいろ悩みが出てきます。これからも、「聴いてあげられる人」であり続けたいです。傾聴くださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お越しください。いつでもお待ちしています。はこぶね代表大藪真樹