なかなか、群馬県外の人に伝わりにくい、「みんなとつながる上毛かるた」の面白さや意味なのですが、先日、県外の方たちにご案内する機会がありました。
みなさん、口々に、触ってみてはじめて、面白さがわかった、というふうにおっしゃっていました。そうなんですよ。なかなか文章と写真だけだと伝わらないんですよね。とはいえ、みなさんが楽しんでいらっしゃる様子がとてもいい感じだったので、許可をえて写真を掲載させていただきました。
触れることで、何かのイメージをつかみとる-それは、結構あたまを使うのですが、普段使っているところと違う部分を使う感じで、それがなかなか新鮮な感覚なんです。
このかるたは、視覚障害の人を助けるためのもの、と思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではないんです。もちろん、視覚障害の人が楽しむことができる、ということは大きいのですが、触覚を通じてイメージを把握することの面白さ、新鮮さを多くの人に知ってもらう、ということが大きな目的なのです。
その体験には、ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、新しい芸術の創作や鑑賞のあり方や、共生社会のためのいろんなヒントが詰まっているように思えるんです。
いよいよクラウドファンディングの期間も残すところ2週間足らず。
ぜひ、この新しい体験をご理解いただき、ご支援、また情報の拡散をよろしくお願いいたします。