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泣ける演劇『最前線のメリークリスマス』で被災地にストレス解消をお届けしたい!

被災者の皆さんが、頑張る心でメンタルを折ってしまわれる前に、 アクション、オペラの力を借りた演劇作品で 思い切り、優しい涙を流して、復興への力になりたい。

現在の支援総額

53,000

2%

目標金額は2,000,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/10に募集を開始し、 6人の支援により 53,000円の資金を集め、 2024/07/07に募集を終了しました

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現在の支援総額

53,000

2%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数6

このプロジェクトは、2024/05/10に募集を開始し、 6人の支援により 53,000円の資金を集め、 2024/07/07に募集を終了しました

被災者の皆さんが、頑張る心でメンタルを折ってしまわれる前に、 アクション、オペラの力を借りた演劇作品で 思い切り、優しい涙を流して、復興への力になりたい。

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自己紹介

脚本家で演出家の篠原明夫と申します。
『ザ・シノハラステージング』(旧団体名はシノハラステージング。2023年に改名)の代表です。

劇団の上演作品は現在83作品を数え、篠原個人の演出作品は100作を超えています。
米国ユニバーサルスタジオ・ハリウッドに作品を提供したり、
池袋演劇祭では演劇祭賞を連続受賞しておりました。
また行政との繋がりで、市民ミュージカルや、小中学校対象のいじめ対策演劇の開発なども行って参りました。

近年は、俳優養成私塾『プレイヤーズレッスン』を立ち上げ、俳優の育成を行い、
映画や朗読劇の開発なども行っています。


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトでは、演劇の力で、石川県能登半島地震被災地の方々に、
頑張ることで張り詰めている心の糸が切れる前に、
しっかり笑って、泣いて頂きたいと思い、上演に関するお力添えをお願いするものです。
中学高校の体育館での上演を願っています。

本来であれば、自費で駆け付けるべきだとも考えるのですが、
如何せん、日頃から家庭を支えるのが精一杯な演劇人。
いつも指をくわえて見ているだけでしたが、
やはり、演劇人としてもお役目を果たさせて頂きたい。

そんなワガママにお付き合い頂けたら
こんな幸いは御座いません。

未達の場合でも1公演の上演をお約束させて頂きます。
もう指をくわえて見ていることは出来ません。
200万円の達成に際しては2公演。
その後、50万円達成毎に1公演が追加されます。
50万円に満たないオーバー分は、衣裳・小道具の修繕・維持に使用させて頂きます。


プロジェクト立ち上げの背景

2023年12月。
クリスマスも近いある日、僕は息子の通う小学校で、6年生への読み聞かせをすることになりました。
この読み聞かせボランティアは、長男が小学校へ入学した時から13年間続いています。

いつもは家にある本を程よくピックアップするのですが、
ママ友間のLINEで、「今度の読み聞かせ、クリスマス近いけど、何読む?」というやり取りを発見。
僕も、クリスマスらしい本を読もうかな。と書店へ向かいました。

そこで発見したのが、『戦争をやめた人たち』でした。
https://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%9F%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1-1914%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E4%BC%91%E6%88%A6-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8B/dp/4751531131

第一次世界大戦時のクリスマス休戦の実話です。

読み聞かせボランティアを翌日に控えて購入した書籍でした。
僕は帰宅後、本を開いて読みの練習をしました。
ところが、涙が溢れて読めなくなるのです。
どれだけ目頭を押さえても止まらず、涙が頬を伝い続けるのです。
何度読んでも、きちんと読み切れないまま、当日を迎えました。
どうにか泣かずに読めましたが、声は震えていたでしょう。
子供たちから贈られた拍手は感動でした。
ロシア・ウクライナの映像を見ていた子たちですから、思う所もあったのでしょう。

僕は、この物語を舞台化することを決めました。

そして明けた2024年。
能登半島地震が勃発しました。

2007年3月。死者1人、負傷者338人、家屋全壊684棟という大規模な地震が能登半島で発生しました。
当時は災害に対するノウハウの蓄積も少なく、SNSもさほど発達していませんでした。
今ほど情報が流れて来ない中、知り合いからSOSが来たのです。

僕は多くの企業に声掛けをさせて頂いて、テントや簡易トイレを送って頂きました。

本当でしたら、災害支援や義援金の送付などもしたかったのですが、
如何せん貧乏演劇人。それは残念ながら叶いませんでした。

そして度重なる幾度かの震災。
その時は、「大丈夫です。安心して下さい。」というお返事の上に、
安心したフリでだけで、何も出来ずに居りました。

そこへ今回の2024年元日の勃発。
知り合いは、「命は助かりました。」という安堵の返信を下さいましたが、
家も会社も崩壊していました。
それを「大変です。」と言わない心の強さに泣きました。

全然、大丈夫じゃないよ!!!

相変わらずの貧乏演劇人、何の為す術もなく、日々を過ごしていました。
そんな時、お世話になった行政のOBからメールが入りました。

泣くという感情は、人間誰しも必要な心の揺れだと思うのですが、
あまりの被害と悲劇に涙も出ないような珠洲、能登、穴水、七尾、志賀の被災者を見ていて思ったんです。 
お笑いや演芸で笑顔を取り戻させようとすることも有効とは思いますが、
無理に笑わせるだけでなく、悲しむことができることも必要なような気がするんです。
参考までに篠原さんのご意見をお聞かせください。

僕もどちらかと言うと、ピンチに陥っても泣かずに頑張るタイプです。
でも、泣くことの重要性は知っています。
頑張り屋の方が鬱を患う危険性が高いことも知っています。

東日本大震災から1年経った頃にも、
頑張り抜いて心が折れる人々が多くなったと報道していました。

そうなる前に、しっかりと泣いて頂きたい。涙を出させて差し上げる必要がある。
それこそが僕ら演劇人に出来る社会貢献ではないかと思いました。

最高に泣ける物語を、泣いて欲しい方々にお届けする。

しかし、精神科の先生と話していく内に、笑いと涙は同等の癒し効果があると分かりました。
しかし、しかし、大勢の中で泣くことが最大の癒しだと分かりました。

大勢の中で泣く。演劇だからこそ出来る事ではないでしょうか!
思いきり笑って、大勢の中で号泣する。そして折れる前の勇猛心を更に強くして、
復興への活力を充填して頂く!

それが今回の目的です。


現在の準備状況

現在、脚本執筆の為の資料集めが終わり、全体の構成に着手しました。
また、アクションチーム、オペラ歌手、英国民族楽器バグパイプの奏者への顔つなぎが終わりました。
更にクラウドファンディングが未達に終わった場合に備えて、
それでも慰問公演を実施出来るように、公演の全国展開へ向けて、営業をスタートしています。
最後、泣きながらの大合唱の楽曲は『3年B組金八先生』の主題歌『人として』『声援』『まっすぐの唄』を作られた、
海援隊の中牟田俊男さんが担当して下さることになりました。


リターンについて

・サンキューレター
・上演台本
・オリジナルTシャツ
・テーマ曲デモ音源
・東京での摸擬公演へご招待 ※DVDへの映り込みが御座います。
・冠権利
・学校上演


スケジュール

2024年

7・8月 脚本執筆
     クラウドファンディング終了
9月   キャスティング
10月  衣裳・小道具調達
     ビジュアル撮影
     慰問先の確定(復興進度によって先延ばしになる可能性が御座います)
11月  リターン用台本の製本発注
     稽古
     摸擬公演及びリターン用の映像収録
12月  ラジオドラマとして約25分の作品を市川うららFMで放送。
     石川県での慰問公演

2025年
1月   リターン用映像編集
2月   リターン発送完了


資金の使い道

集められた資金は、以下の順番で活用させて頂きます。
①移動費 30人分×30000円=90万円
②宿泊費 30人分×10000円 30万円
③衣裳・小道具 25人分×30000円 75万円
④ナトリウムランプ 20灯 25万円
合計 220万円

更に集まった場合は、50万円毎に公演数を増やして参ります。
現地に受け入れて下さる会場が増やせなかった場合には、東京での上演を行います。
50万円に満たないオーバー分は、衣裳・小道具の修繕・維持に使用させて頂きます。

+クラウドファンディングシステム利用料

あくまでも、より良い作品を被災地へお届けする為のご支援です。
作品自体を作る為の楽曲作成・脚本・演出・稽古場代などの制作費は一切含まれておりません。
衣裳・小道具・ナトリウムランプはより良くする為のアイデムであり、
特に衣裳は、冬の北陸に耐え得る物へのグレードアップとお考え下さい。

最後に

第一次世界大戦の最前線は、まさに肉弾戦でした。
敵の塹壕に突撃し、銃弾に倒れる。目の前で仲間が倒れていく。
被災現場も同じです。寄せ来る津波から逃げ、生きる為に走る。
そしてこのクリスマス休戦のように、「生きる権利」と「生きる希望」を掲げます。
人は誰もが分け隔て無く、同じ命を持っていることに気付き、
歌で心を癒やし、更に涙で心を癒やすのです。
あの戦場に歌が溢れ、涙を流し、生きる希望を見出したように、
その物語が、きっと被災地の方々の中に歌を届け、涙を流し、そして復興への活力に繋がると信じています。



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 東京公演決定

    2024/08/13 23:26

    過日、能登へ行って参りましたが、復興の疲れを癒やすどころか、復旧さえままならぬ状態でした。更に多くの方々が能登の地を離れたままで、人の少なさに驚かされました。東日本の時とは随分違っていて驚きました。そこで、ボランティア公演はもう少し先になりそうです。だからと言って何もしないではいられません。そこで、能登で更によい舞台をご覧頂く為に、本年12月に東京公演を行うことを決定致しました。リターンの中に、現地でご観劇頂ける旨を書かせて頂いたものが幾つか御座います。東京公演も該当させて頂きますので、どうぞお越し下さい。企画がもう少し進んだ段階で、正式にご案内させて頂きますが、先ずはスケジュールをお伝えさせて頂きます。『最前線のメリークリスマス〜塹壕の十字架にデイジーを〜』2024年12月26日(木)19:0012月27日(金)18:30【出演】山田直樹カンノナオキ三原哲郎児玉信吾スカンキー中浦坂本小太郎永野百合香川島千加子吉原立夏白井美保前ひろこ白猪真由美のざきえり樹ほか【会場】板橋グリーンホール 2階ホール【料金】前売◎4000円/当日◎5000円 ※中学生以下◎1000円OFF【スタッフ】脚本・演出・音響・制作◎篠原明夫照明◎池田圭子音楽◎中牟田俊男(海援隊)【物語】第一次世界大戦。銃撃と砲爆の烈火飛び交う最前線。その夜、耳慣れない言葉なれど聞き覚えのあるメロディーが敵陣地から聞こえてきた。『きよしこの夜』だ。双方の陣地から言葉の異なる同じメロディーが響き渡る。次の日、戦地から争いが消えた。鉄条網は倒され、敵味方を忘れた時間が流れる。クリスマスに闘いを捨てた男たちの物語が、塹壕の荒れ地に奇跡を起こさせる。実際にあった第一次世界大戦中のエピソードを基にザ・シノハラステージングが贈る切なくも優しい平和への讃歌。 もっと見る

  • 金沢から能登へ車で行ってきました。高速道路は修繕の為に片側車線のみ。反対車線側では多くの作業員が道路の修繕や、山崩れの防止作業を行っていました。写真では分かりませんが、隆起と陥没があちこちで起こっており、道路はうねっています。それでも作業が進む中、次第に平坦な道も増えているとのことでした。山肌は剥き出しになり、土砂になぎ倒された木々が横倒しになっています。主幹道路の舗装は遅々としながらも進んでいますが、少し奥まった場所になると、まだまだ放置状態になっています。そんな手付かずの道路を横目に進むと仮設住宅が建っていました。抽選が終わって、これから人が入って来るそうです。ただ、人手不足と物価高騰の煽りを受けて、仮設住宅の建設も進んでいるとは言えませんでした。それにしても、読んだ資料によると、プレハブ住宅の建設に1件1千万円以上掛かるそうです。日本の物価はどうなっているのでしょうか?更に建設地の問題もあるようで、町から遠く外れた、街灯も無い暗い山道を登った先に仮設住宅が建っていました。車社会とは言え、なんと不便な場所に住まわせるんだと、哀しい気持ちになってしまいました。じゃあ、街中は進んでいるかと言えば、そうでもありません。東日本大震災の4ヶ月後に宮城に入りましたが、その時同様、手付かずの場所は多かったです。地盤の液状化によって電柱が沈み、信号機が手の届きそうな定位置にありました。運良く、連なった電柱達が一斉に沈んだので、電線は切れずに停電も起こらなかったそうです。家屋が土台から外れて、後へ反り返り、倒れています。絵的には目立ちませんが、こんな家屋も多かったです。知人の家の1つは倒れずにいましたので、避難所へ行かずに土間で数日間を過ごしたと言っていましたが、屋内も陥没と隆起で波打っており、ほんの数分間、中に立っているだけで、クラクラして思わず飛び出してしまいました。そんな家の傍の倉庫に能登のお祭りに欠かせない「キリコ」が閉じ込められていました。輪島塗が施された特別製の山車は、奇跡的に壊れずに残りましたが、今後は保存場所の問題や、祭自体の復興の時期などを鑑みても、廃棄しか無いと寂しそうにおっしゃっていました。市街地で目立つのは、黒瓦と呼ばれる勇猛な姿の瓦屋根の崩壊です。家を守っていた重厚な瓦ゆえに、その重さで多くの住居が倒れていました。案内して下さった方も目を伏せたのが、一面の焼け野原。遠くの部屋から見えた、燃える町。時折、プロパンガスが火柱を上げては燃え広がって行く様は、相当心を蝕んだのだと思います。まだまだ、町にには人の姿は少なかったです。人々は地域毎に固まって、方々へ移り住んでいるそうです。前の活動報告にも書きましたが、学校が再会するのは2学期。この秋口からになります。その頃には子供達を中心に多くの家族が、仮設住宅に入ってくることになるのでしょう。ある意味、そこからが住民にとっての、本当の戦いが始まるのではないでしょうか。今回の現地視察を通して、町の方々に、今回のお芝居は喜んで頂けると痛感したと共に、単に観劇して頂くだけではなく、男20名超で行くからには、もっといろんなお力添えをさせて頂けるのではないかと感じております。 もっと見る

  • 能登の方から状況報告が入りました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・只今、体育館は避難所として使われています。仮設住宅がすべて完成すると、避難者がいなくなります。発表では8/末の予定です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・二学期のスタートに合わせて、体育館は学校機能を取り戻すと考えて良いと思われます。上演利用の正式な交渉はこの時期になりそうです。引き続き、地元からの報告をお待ちする所存で御座います。  もっと見る

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