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泣ける演劇『最前線のメリークリスマス』で被災地にストレス解消をお届けしたい!

被災者の皆さんが、頑張る心でメンタルを折ってしまわれる前に、 アクション、オペラの力を借りた演劇作品で 思い切り、優しい涙を流して、復興への力になりたい。

現在の支援総額

53,000

2%

目標金額は2,000,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/10に募集を開始し、 6人の支援により 53,000円の資金を集め、 2024/07/07に募集を終了しました

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現在の支援総額

53,000

2%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数6

このプロジェクトは、2024/05/10に募集を開始し、 6人の支援により 53,000円の資金を集め、 2024/07/07に募集を終了しました

被災者の皆さんが、頑張る心でメンタルを折ってしまわれる前に、 アクション、オペラの力を借りた演劇作品で 思い切り、優しい涙を流して、復興への力になりたい。

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金沢から能登へ車で行ってきました。
高速道路は修繕の為に片側車線のみ。

反対車線側では多くの作業員が道路の修繕や、山崩れの防止作業を行っていました。写真では分かりませんが、隆起と陥没があちこちで起こっており、道路はうねっています。それでも作業が進む中、次第に平坦な道も増えているとのことでした。

山肌は剥き出しになり、土砂になぎ倒された木々が横倒しになっています。

主幹道路の舗装は遅々としながらも進んでいますが、少し奥まった場所になると、まだまだ放置状態になっています。

そんな手付かずの道路を横目に進むと仮設住宅が建っていました。抽選が終わって、これから人が入って来るそうです。ただ、人手不足と物価高騰の煽りを受けて、仮設住宅の建設も進んでいるとは言えませんでした。それにしても、読んだ資料によると、プレハブ住宅の建設に1件1千万円以上掛かるそうです。日本の物価はどうなっているのでしょうか?更に建設地の問題もあるようで、町から遠く外れた、街灯も無い暗い山道を登った先に仮設住宅が建っていました。車社会とは言え、なんと不便な場所に住まわせるんだと、哀しい気持ちになってしまいました。

じゃあ、街中は進んでいるかと言えば、そうでもありません。東日本大震災の4ヶ月後に宮城に入りましたが、その時同様、手付かずの場所は多かったです。

地盤の液状化によって電柱が沈み、信号機が手の届きそうな定位置にありました。運良く、連なった電柱達が一斉に沈んだので、電線は切れずに停電も起こらなかったそうです。

家屋が土台から外れて、後へ反り返り、倒れています。絵的には目立ちませんが、こんな家屋も多かったです。知人の家の1つは倒れずにいましたので、避難所へ行かずに土間で数日間を過ごしたと言っていましたが、屋内も陥没と隆起で波打っており、ほんの数分間、中に立っているだけで、クラクラして思わず飛び出してしまいました。
そんな家の傍の倉庫に能登のお祭りに欠かせない「キリコ」が閉じ込められていました。輪島塗が施された特別製の山車は、奇跡的に壊れずに残りましたが、今後は保存場所の問題や、祭自体の復興の時期などを鑑みても、廃棄しか無いと寂しそうにおっしゃっていました。

市街地で目立つのは、黒瓦と呼ばれる勇猛な姿の瓦屋根の崩壊です。家を守っていた重厚な瓦ゆえに、その重さで多くの住居が倒れていました。

案内して下さった方も目を伏せたのが、一面の焼け野原。

遠くの部屋から見えた、燃える町。時折、プロパンガスが火柱を上げては燃え広がって行く様は、相当心を蝕んだのだと思います。

まだまだ、町にには人の姿は少なかったです。
人々は地域毎に固まって、方々へ移り住んでいるそうです。
前の活動報告にも書きましたが、学校が再会するのは2学期。この秋口からになります。
その頃には子供達を中心に多くの家族が、仮設住宅に入ってくることになるのでしょう。

ある意味、そこからが住民にとっての、本当の戦いが始まるのではないでしょうか。

今回の現地視察を通して、町の方々に、今回のお芝居は喜んで頂けると痛感したと共に、単に観劇して頂くだけではなく、男20名超で行くからには、もっといろんなお力添えをさせて頂けるのではないかと感じております。

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