日本の危機管理は防災から──
皆さま、こんにちは!
長崎と東京の2拠点で、現役大学生兼危機管理コンサルタントとして活動しております、Sunny Risk Management(サニーリスクマネジメント)と申します。
2024年2月7日正午より、サニーリスクマネジメントをひとつひとつの企業に寄り添う企業にし、より多くの事業者の方々に専門的な危機管理を提供するためのクラウドファンディング
『地方の中小企業をあらゆるリスクから守り、地域経済を支える企業を作りたい!』
を開始し、2024年2月28日時点で達成率50%超、多くのご支援をいただいております。
今回の活動報告では、多くのかたにとって馴染み深い危機管理のジャンルである「防災」を切り口に、私が危機管理に関わる人として地域に関わった際に感じたことを共有したいと思います。
幼少期の「できた!」「楽しい!」の体験がきっかけに
2023年の東京は、1923年に発生した関東大震災から100年という節目の年であったこともあり、都内各所で大小様々な防災イベントが開催されました。その中から、出展者としての参加をさせていただいたり、お手伝いをさせていただいたりしたイベントで感じたことは、子どもたちが体験を通して「できた!」「楽しい!」「おもしろい!」と感じてくれることが、関心の入口になるということです。
このことを感じたイベントは、どちらも東京都世田谷区で土日の日中に行われたこともあってご家族でのご来場も多く、就学前〜小学生のお子さまの参加も多い印象でした。三軒茶屋で開催された防災イベントでは、世田谷消防署の初期消火体験ブースと子ども用防火服着用体験ブースの運営をお手伝いさせていただき特にお子さまと触れ合う機会が多くありました。また、若林でのイベントでは、区のボランティア協会による展示ブースで防災クイズの出題係をさせていただき、ここでもお子さま向けのクイズを担当させていただきました。
どちらも、体験するだけでも十分に関心が引き出されるものですが、いかに関心から「面白い」「楽しい」という感情や「できた!」という達成感を感じていただくか、いかに印象深く感じていただけるかという点を意識したり、お子さまのひとりひとりの性格(人見知りな性格か...好奇心旺盛な性格か...)に合わせて接してみたり……それから、何より笑顔や大きなリアクションを大切にしています。私も地元の学生・20代の若者として参加しているので、これから小学校に入るこどもたちや小学生の子たちにとっても、高校生や大学生といった「お兄さんやお姉さんと一緒にやってみる・学んでみる」というのは、また一味違った経験になるのではないかと感じています。
そういった「とあるイベントでの小さな出来事」をきっかけに子どもたちに防災に関心を持っていただければ、子どもたち自身が防災に対して興味を持つだけでなく、子ども目線での防災のあり方の提案などにもゆくゆくは繋がるのではないかと考えます。
防災に関心のある人同士のつながり
防災イベントに参加していると、それぞれのイベントの主催のかたや出展者のかたともお話する機会をいただきます。それは、市民ボランティアの方であったり、ご家庭で災害対策をされている方だったり、防災関連の企業の方々や区や都、警察・消防等の方からもお話を伺うこともあります。
防災を担当されている方や防災に関心のある方とお話することで、その地域の防災に対する関心を知ったり、知見を広げたりと、ネットワークの広がりと深化を感じます。
私は、これまでに学び、経験して得た危機管理の知見を活かすことにより、迅速な復旧・復興、そして危機に強いまちづくりという側面から地域に貢献したいと考えています。
より多くの事業者のかたが安全に事業の展開や事業継続ができる環境づくりをサポートし、危機管理文化の定着により地域全体に安心を生み出すために尽力してまいります。
この「危機管理文化の定着」についても、ただクライアントワークを行うだけではなく、イベントへの参加やコミュニティの形成など多方面からのアプローチを構想しています。
サニーリスクマネジメントでは、今後もこの活動報告ページを通じて私自身や事業及び本プロジェクトについての情報を皆さまと共有してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします!