皆さま、こんばんは。
本日も温かいご支援をありがとうございます。
SNS等で皆さまが拡散してくだっているおかげで、最近、すごく懐かしい人たちからもご支援をいただくことがあり、「この方からも!」と驚くとともに、たくさんの方々の手を経て、このプロジェクトが広がっていることを実感し、とても嬉しく思っています。
本当に、ありがとうございます!
さて本日は、衣装の材料の仕入れに行ってまいりました。
そこで気になったこと…いえ、実はかなり前から気になっていることがあり、せっかくの機会なので、ここで語らせていただこうと思います。
5/19(日)のインスタライブで、前田暁彦さん(パリコレ企画コラボアーティスト)が「日本の伝統工芸が今後急速に衰退していくのが目に見えていますよ」とおっしゃっていましたが、実は、伝統工芸だけでなく、その他の「Made in Japan」もどんどん少なくなっています。
今日買いに行ったレースも然り。
実は国内のレースメーカーが続々と品番削減を行っており、定番だった商品が無くなったり、凝ったデザインのレースを開発していたメーカーが売れ筋の商品しか作らなくなる…という事態が起こっています。
海外の著名ブランドに納品するような手段を持つ企業はまだ良いのですが、良いものを作って頑張っていた中小零細企業の中には、廃業に追い込まれるところも。
そうなると、私たちのような小規模ブランドは、とても困るんです。
自社でオリジナルのレースを開発するような体力はありませんし、かといって、何mも必要なレースを手縫いでチクチク作るのは無理があります。とは言え、毎回同じ素材ばかりを使うわけにもいきません。作品のクオリティにもつながる資材は、できるだけこだわって探したいのです。
これも円安の影響なのでしょうか。
このような現状を危惧し、今後の動向に非常に注目しています。
それでは、本日の活動報告はここまで。
また明日以降も、応援の程よろしくお願いいたします。