4月22日 東山大鋤農園を訪問しました。( 写真は農園の社長と息子さんです)
普段からLINEでの連絡は欠かさないようにしているのですが、この日は直接お会いして活動の報告等してきました。
すると農園の社長夫人が目を潤ませて「嬉しい」と言ってくれました。まだまだ結果は出ていないのですが、段々日本でも関心を持ってくれ声をかけてくれる方も増えていること、僕が諦めずに農園のコーヒーを日本で紹介していることが本当に嬉しかったそうです。
僕が諦めずコーヒーを紹介し続けているのは、台湾産コーヒーが本当に美味しいからです。そしてここの農園の方々が、日々真摯にコーヒー豆栽培を研究し、愛情と丹精を込めて美味しいコーヒー豆を作りあげる姿勢に惚れたからです。そして、この美味しいコーヒーを日本や台湾本国の人々に関心を持って貰い 、味わって飲んで貰いたいという他国の若造である僕の気持ちを受け 入れ信じてくれたからです。この人たちの懐ろの深さに応えずしてどうするのだと自分を鼓舞し ています。こんなに素晴らしいものが高価だからと言って、日本と台湾市場に出られず、土産物の域を出られず衰退してしまうのは本当にもったいないと思っています。
コナコーヒーの市場が出来上がっているように、近い将来台湾産コーヒーの市場は必ず出来上がると私は考えております。これまで、台湾産コーヒーの市場ができていなかったのは、まだまだ台湾産コーヒーを知っている人が少なすぎる事と、紹介する場が存在しないのが原因だと思います。 なんとか台湾コーヒーの市場を作り上げていけたらと思っておりま す。
ところで、4月22日に農園を訪問した時、既に日が沈み始めていました。農園の社長夫人と話していたら、気づくと20時を過ぎていました。
そろそろおいとましようかと考えていると、農園の方々がどうしても見て欲しいものがあると農園まで連れて行ってくれました。
農園に着くと驚きました。農園一面がホタルの光でした。その美しさを写真に納めて皆様にもご覧いただきたいと思ったのですが、写真だとホタルの光は捉えられずこの目に焼き付けてきました。
実は、5月頃は台湾のホタル観賞のピークです。空気が綺麗で農薬を使われていない環境が整った場所でなければホタルは生息できないそうです。大鋤農園が無農薬でやっている証拠でもあると感じました。こんな綺麗な景色を見れて、素晴らしい方々に会えて本当に僕は幸せだと思いました。
なんとか彼らのコーヒーが世にでるように頑張っていきたいと再確認した日となりました。ただ一匹だけ捕まえて、掌の中で光を反射させたものを撮ることができたので、その動画をFacebookにも投稿しました。よければ見て頂けたら嬉しいです。