お疲れ様です、玉房です!
または、はじめまして。玉房菊花と申します。
恐れ多くも原案者という肩書をいただいてしまい、本当に良いのだろうか?という気持ちが拭えません……。
ただ、愛だけは強く。元となった案についてはもちろん、それを切欠に生まれようとしている本作も、心から愛しております。
この愛が皆さまにも伝わっていれば嬉しいのですが。
人生のほとんどを少し手先が器用なだけの一般人として過ごしてきた自分が、こうして表現の場に携われているのは本当に不思議で、けれどとても幸せな事だと思っています。
三十を超えてから創作や被写体という分野に足を踏みいれ、ちょっとした好奇心からステージパフォーマンスの世界に関わらせていただいたのが三十二の頃。
足を一歩踏み出していなければ知り合うこともなかった人々との出会い、日常とはかけ離れた経験、ステージの上で目にした景色。何もかもが新鮮で、本当に楽しくてしかたがありませんでした。
あれから、もう六年くらい経つんですね。本当に様々な事がありました。
叶う事なら永遠に経験などしたくなかった酷い出来事などもあり、人前で口に出すことはありませんでしたが実はもう表現の場に立つのは終わりにしようと思った事もあります。
それでも、今またこうしてこの場所に立っていられるのは。
どれだけ何があったとしても、ステージ上に居る時だけは変わらずずっと楽しい気持ちのままでいられた事、そして何より、頼もしく尊敬できる大好きな仲間たちと出会えた事がすごく大きくて。
そんな仲間たちと今こうして共に歩めている時間を、本当に尊く思っています。
この演目を共に作り上げようとしているのは、それぞれ生きてきた世界、特技才能、培って来たもの、何もかもが違う分野の人たちです。それが嚙み合わさり、刺激し合い、出来上がるものがどんなものなのか。
とても楽しみで、わくわくしています。
そのわくわくを、皆さんと共有できたら嬉しいです。
また、この作品をより理想に近い形で皆さまの元にお届けするために、力を貸していただけたらとても有難いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
そして、ここまで読んでいただきありがとうございました!
宋帝王役 玉房菊花
@pom_pom_mum_39