温かいご支援をありがとうございます
輪島出身の友人から家財道具片付けについて話を聞きました。
まだ罹災証明が発行されておらず、どこまで手を付けてよいか判断に迷いながらの作業とのことです。
傾いた家はどんどん傾き、中に入るとフワフワ床が動く状態で家の中に素人が入るのもそろそろ限界だと話していました。
そんな中、友人がヘッドライトを点けて家の中に入り探し出したかったもの…輪島塗だったそうです。
今すぐに必要と思われる寝具より何より輪島塗だけは絶対に取り出したかったそうです。
輪島の人にとってそれだけ大事なものということです。
友人はもう住むことができない傾いた家から輪島塗を探し出すことができて安堵したと話していました。
私も気仙沼へ嫁ぐ際、両親は輪島塗のお椀を持たせてくれました。
輪島塗のお椀は私の子供へ、その次の世代へも受け継がれるものと思います。
これからも大事にしていきたいです。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
このプロジェクトが一人でも多くの方に輪島塗を見ていただく機会になりますように。
御菓子司いさみや 女将