8ヶ月
それぞれの置かれてる環境も感情も違うけど、自分ではどうする事もできない凄い体験から日々は過ぎて8ヶ月。気持ちの波も少し落ち着いたと思いきや急に落とし穴にハマったみたいに不安になったりしています、まだまだ時間はかかるけど踏ん張りながらなんとかやっていってます。
アレから、いやアレ以前からなんだけど沢山の方々にお世話になって迷惑もかけてきてました、何もできないんだけどせめて会って直接お礼を伝えたくて、実際に会いに行くんだけど「ありがとう」なんて少しお話していると、そんな大切な方々とより深く繋がって、そしてとっても元気になっていく自分がいて嬉しいながらも不思議な感覚でした。
そしたらこの前、今さらながらなんとなく手にとった吉本ばななさんの小説「キッチン」の文章に
「幸福とは、自分が実はひとりだということを、なるべく感じなくていい人生」
という一節があって、これが僕にはめっちゃ刺さって、沢山の方々と繋がって関われて、もし少しでもその大切な方々の役に立てる事があるのならこんな幸せな事はないんだろなって実感しました。
まぁこんな幸せな事を思いながらも上に書いたようにスポットにハマったみたいに急にネガティブにもなったりするんですがね!
お店の方は解体が終わって物理的にお店が無くなると「そんなに酷かったんやな、待っとるから頑張れよ」の声が多くて、この前の銭湯でお客さんと知り合い等、計3人にサウナや湯船で説明してたら危うくのぼせそうになりました(笑)
そして最後に小説「キッチン」ではこうも書いてあります。
「道はいつも決まっている。毎日の呼吸が、まなざしが、くりかえす日々が自然と決めてしまうのだ。」
毎日を怠けずに積み上げていくとちゃんと未来が良い方向に行くんですよね。そう、こっちの方言で言うところの「へーぜい、こーぜい」ですね、正直に誠実に頑張ります!
#能登半島地震
#気持ちの波
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#キッチン
#へーぜいこーぜい