5月25日追記
目標達成のお礼とネクストゴール挑戦のご報告
皆さんの温かいご支援をいただき、目標額の300万円を越えたご寄付いただくことができました。ご寄付いただいた皆様、情報拡散にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
残り1週間を切りましたが、ここで立ち止まることはせず、最終日の5月31日まで視聴覚展示のための機材充実を目指して400万円をネクストゴールに設定させていただきたいと思います。
私たちはこれまで1世・2世のライフストーリー映像やフィールドワーク映像など多数の貴重な映像を所有し、今回のミュージアムでは工夫を凝らして展示をしたいと思っています。そのためのモニター等上映システム機材を少しでも良いものを購入するための資金を必要としています。
本日よりご寄付いただいた方にはこれまでのリターンに加えて「新長田オンラインフィールドワーク動画」をYOUTUBEの限定公開機能を利用して配信させていただきます(配信は他のリターンと同時に11月を予定しています)。
どうぞ皆様引き続き、ご支援や情報拡散にご協力いただければ幸いです。
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日本でも有数の多民族共住地域である 神戸長田
朝鮮半島にルーツを持つ人々が ここに暮らし始めて 百年以上のときが流れました。
在日コリアンは時代をどのように生きてきたのでしょうか。
楽しかったこと
つらく悲しかったこと
大切にしてきたこと
「くつのまち長田」の発展を支え このまちで どうくらしを築き、子どもを育て 、 文化と言葉を伝えてきたのでしょうか。
ナドウリ*ミュージアムのめざすもの
*ナドウリとは韓国朝鮮語で(気分をリフレッシュするための)おでかけという意味です。
①在日コリアン自らのエンパワーメントの場
3世、4世と世代を経、「在日コリア ン」と一言ではくくれない超多様化 が進むなか、父母・祖父母、ルーツ の歴史を辿り、歴史認識を深め、ア イデンティティーを探し求める手が かりを得るための機会を提供します。
②地域のリソースセンターとしての学びの拠点
在日コリアンをはじめとする身近な人 たちの存在・くらしから歴史を正しく 知り、社会の課題に向き合う学びの場 が必要です。アーカイブや生活ジオラ マなども活用し、地域社会のリソース センターとして市民学習の拠点形成を めざします。
③多民族多文化が共生する社会のための道しるべ
長田には日本、朝鮮半島、奄美群島、 中国、ベトナム、ミャンマーや南米など、 様々なルーツを持った人々が暮らして います。在日コリアンがこのまちを定住の地 として歩んだ道のりは、多様性を力とす る地域社会への道標となるでしょう。
ナドゥリミュージアムには何があるの?どんな展示がされるの?
①100年以上にわたる在日コリアンの歩み、くらし、文化が活写された数々の写真
これまで収集してきた家族写真や人生の節目で撮られたさまざまな写真とともに、出征記念や 学徒動員など、在日コリアン100年の足跡を物語る数多くの写真を展示します。
②長田で生活を築いた在日コリアン1世2世や若い世代の映像記録
これまでのセミナーや聞き取り活動などで語られた在日1世、2世のライフヒストリーや3世、 4世の声などを映像記録として、ご覧いただきます。
③生活ジオラマや暮らしの道具、ケミカルシューズ産業の起こりと発展を伝える資料
在日コリアンのかつてのくらしを生活ジオラマで再現します。温もりあるジオラマは、当時の 社会や生活が記録された在日コリアンの生活文化を知る「広い入り口、奥深い世界」への第一 歩です。1世の使っていた洗濯石などの生活用具、ゴム屋(靴工場)で異国での生活を支えてき た貼り工さん、ミシン工さんなどの暮らしの記録や、仕事道具などを展示します。
④在日コリアンとことば
長田は民族教育の保障を求めて闘った1948年の阪神教育闘争の象徴の地です。民族のことばを 奪われた歴史、守ろうとしてきた歴史、獲得できないままにきた歴史を伝え、当時の資料など を展示します。また、コリアルーツの子どもたちのほとんどが地域の公立学校に通っている現 状のなかで続けられている、30年に及ぶ母語・継承語教室オリニソダン(子どもの書堂)の活動 の記録や識字教室「ひまわりの会」の協力のもと、ハルモニ(おばあさん)たちの作文や詩、習 字なども、展示します。
⑤市民図書室・学習室としての機能も備えます
数千点以上の韓国朝鮮関係図書などを備え、市民図書室や学習・セミナー室としても活用いただけます。
⑥休息・交流の場として
ドリンク機器を設置し、くつろぎとあたたかい出会い、交流の場を提供します。
※なお、発送を伴うリターンについては日本国内に限らせていただきます。
最新の活動報告
もっと見る広報スライドショーを作りました
2024/08/07 21:26ご支援者の皆様お久しぶりです。いかがお過ごしですか?在日コリアンくらしとことばのミュージアム(ナドウリミュージアム)広報スライドショーを作りました。日本語版https://youtu.be/u2c6y2zjiKIとハングル版https://youtu.be/v3n6vXtLSYk?si=e1KuDTrgDEhpGbww 2タイプあります。11月の開館に向けて鋭意準備中です。暑い日が続きますが、皆様もどうぞご自愛ください。 もっと見る
御礼
2024/06/02 18:08ご支援者の皆様 4月1日から5月31日までの期間、クラウドファンディングにてご支援いただいた皆様、情報拡散にご協力いただいた皆様、様々なルートでお励ましや応援メッセージをお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。おかげさまでキャンプファイヤーサイトを通じては350名の皆様から3,858,000円 のご寄付をいただくことができました。またキャンプファイヤーサイトを通さず直接メールや電話、ご足労いただきご寄付いただいた皆様もこの期間大変多く、ネクストゴールの400万円を越えた金額をご支援いただくことができました。皆様から頂いたご支援、託された思い、編み上げられたネットワークを存分に活用し、「神戸在日コリアンくらしとことばのミュージアム」開館に向けて邁進していきたいと思います。今後もミュージアムのお知らせなどのメールをお送りさせていただくかと思います。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。またリターンの発送もミュージアム開館に合わせて11月を予定しております。どうぞお楽しみに。それでは皆様、リアルでまたはネット上でお目にかかれるのを楽しみにしております。 ナドウリミュージアム設置準備委員会一同 もっと見る
御礼とメディアでの紹介の記録
2024/05/28 19:43本クラウドファンディング期間中、様々な媒体に「神戸在日コリアンくらしとことばのミュージアム」をご紹介いただきました。下記に記させていただき、感謝を表します(一部な限定公開で途中までの紹介となっている記事もあります)。またこのほかSNSでも多くの皆さんが本クラウドファンディングを紹介してくださいましたことを御礼申し上げます。3月30日(土)神戸新聞 正平調(朝日新聞の天声人語のような欄)https://www.kobe-np.co.jp/opinion/202403/0017486562.shtml 4月1日(月)地域ニュース号外ネットhttps://kobehyogoku-nagataku.goguynet.jp/2024/04/01/nagataku-koria/4月28日(日)神戸新聞 見る 思う 「神戸に在日コリアンの歴史施設を」5月3日(金)毎日新聞 関西版https://mainichi.jp/articles/20240502/k00/00m/040/087000c5月8日(水)神戸新聞 (一面)https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202405/0017629236.shtml5月9日(木)No Hate TV(YouTubeチャンネル 1時間43分のところで告知)https://www.youtube.com/live/aA2wnblVI7I?si=ON0MeOrvPFs9Ydvh&t=62035月23日(木)神戸新聞 随想 安井三吉さん 華僑博物館とコリアン資料館https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/culture/202405/0017686513.shtml5月24日(金)生活コモンズニュースhttps://s-newscommons.com/article/2465またキャンプファイヤーにいただいた皆さんからのコメントをこちらで随時更新しています。ありがとうございます。https://camp-fire.jp/projects/736879/activities/571537#mainこのほかこちらで把握していないニュースや記事がありましたらご教示いただけますと幸いです。 もっと見る
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