
「4・24」―阪神教育闘争は1948年、占領下での日本政府―文部省による「朝鮮人学校閉鎖令」に直接的な端緒を持つ。戦後の民主化が進捗する時代は同時進行的に、子どもに教育を受けさせたいという、解放後の在日社会の当たり前の生活要求に対し、日米合作による過酷な弾圧体制を強いた。加えて、身近な神戸の戦後史、現代史は「4・24」を組み込んではこなかったのではないだろうか。インターネットレベルではすぐさま「事件」呼称がヒットするなど、いまなお現在の歴史認識として深刻な課題を持つ。これまでの成果に学びつつ、「4・24」を組み込んだ神戸の戦後史、地域史からどのような歴史像を語ることができるか、考えたい。
○日時…2025年4月26日(土) 14:00~16:30
○講師…長 志珠絵(おさ しづえ)さん(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
○会場…ナドウリミュージアム2階セミナー室&オンライン
○参加費…1,000円(ミュージアム入館料含む)
※セミナー、懇親会への参加は前日までにお申し込みください。
お申込みはこちらまで⇒https://forms.gle/4SziSrdz7qEVbDt16
□セミナーの前に神戸市立長田南小学校にある朝鮮人学校校名碑を見学します。参加希望者は12時45分までにナドゥリミュージアムへお越しください。
【主催】一般社団法人神戸コリア教育文化センター(併設ナドゥリミュージアム)
【共催】 朝鮮人学校校名碑に集う会




