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能登地震で家も船も失った。また海に戻りたい…漁師親子再起をかけた夢を応援下さい!

地震と津波で、家が全壊し船は流された。 漁師として、大好きな能登・珠洲の海でまた漁をし、次の世代に伝えていきたい。そこで育つ豊かな海の幸をまた多くの方に届けたい。珠洲の漁業が再開すれば、町は再び立ち直り、私たちの生きる源でもある伝統的な「キリコ祭」も引き継がれていくだろ。皆様の応援をお願い致します。

現在の支援総額

7,000,000

70%

目標金額は10,000,000円

支援者数

231

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/20に募集を開始し、 231人の支援により 7,000,000円の資金を集め、 2024/05/08に募集を終了しました

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能登地震で家も船も失った。また海に戻りたい…漁師親子再起をかけた夢を応援下さい!

現在の支援総額

7,000,000

70%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数231

このプロジェクトは、2024/02/20に募集を開始し、 231人の支援により 7,000,000円の資金を集め、 2024/05/08に募集を終了しました

地震と津波で、家が全壊し船は流された。 漁師として、大好きな能登・珠洲の海でまた漁をし、次の世代に伝えていきたい。そこで育つ豊かな海の幸をまた多くの方に届けたい。珠洲の漁業が再開すれば、町は再び立ち直り、私たちの生きる源でもある伝統的な「キリコ祭」も引き継がれていくだろ。皆様の応援をお願い致します。

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◆ はじめに ◆ 

English translation follows.

私、蟹谷博樹は、石川県珠洲市で長年漁師として生活してきました。私の船は「吉祥丸」。海は私の故郷であり、人生そのものです。地震で家も、「あら」や「鯛」などの魚を釣る私の船も失いました。今は海へ戻ることを切望しています。この地で育ち、17歳から43年間漁師として働いてきました。海へ出られない今、自分が失われたような気持ちです。まずはこの地域の人々の生活のめどが立つこと、インフラが整備され港が復活されることを願い、この地域の為に、日々復興に力を尽くしています。しかし、一番の光は一日でも早く新しい船を手に入れ、漁を再開し、この地域に希望を見い出し、次の世代に繋げたい。そして、なにより海の幸を皆さんの元に、再び届けたいと思っています。

Due to the Noto Peninsula earthquake, my house was completely destroyed, my boat was washed away, and I cannot go out fishing with my fisherman son anymore. Since I have lived my life as a fisherman, I want to fish again in my beloved Sea of Noto and Suzu.  I want to again bring the tasty seafood to many people.  Please help us get back on our feet and revive the fishing industry of Noto peninsula.

I, Hiroki Kaniya, 60 year-old, have lived as a fisherman for 43 years in Suzu City, Ishikawa Prefecture. The Sea of Noto is my home and my life. Now that I cannot go out to sea, I feel as if I have lost myself. The Sea of Noto is blessed with abundant seafood. I hope to get a new boat as soon as possible, resume fishing, and deliver the seafood of this region to everyone.


◆ 失ったものと守りたいもの ◆


この地震は私たちに計り知れない損失を与えました。しかし、私から海を奪わないでほしい。

海と共に過ごした時間、海からの贈り物は私の人生にとって計り知れない価値があります。

家族と共に暮らし、漁師としての誇りを育んできたこの海は、私の生きる源です。

What we lost in this disaster is immeasurable. The tsunami destroyed my home and my boat. But please let it not take the sea away from me!  The time I have spent with the sea and what it has given me is of immeasurable value to my life. This sea, where I have lived with my family and nurtured my pride as a fisherman, is the source of my life.


■新潟県上越市で見つかった「吉祥丸」の解体と引き上げが始まりました (2024年3月18日更新)

◆ プロジェクトの目的 ◆

このプロジェクトの主な目的は、津波で流された私の漁船「吉祥丸」の新たな購入資金。そして、漁に必要な計器類の購入、港の整備費用を集めることです。

保険はあるものの、必要な資金を賄うには遠く及びません。資金があれば、私は再び海へ戻り、漁業を通じて地域経済に貢献し、私たちの伝統を守ることができます。

The main objective of this project is to raise funds to purchase a new fishing boat and the necessary fishing tools and machines. Although I have insurance, it is far from enough to cover the full costs. With the funds, I will be able to return to the sea and contribute to the local economy and preserve our traditions through the fishing industry. 

◆ リターンについて ◆

■ご支援いただいた皆様には、お礼のカードをお送りします。

■また、漁師のシンボルである『大漁旗』にお名前を刻み、漁に出れた暁にはその大漁旗を掲げ、日本海に出航する姿を皆様にお見せしたいと思います。海の恵みを通じて、私たちの生活を支えてくださる皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

以下のパターンを設けさせていただきます。

・5,000円     お礼のカード

・10,000円     オリジナル手ぬぐい1枚

・10,000円     名入れ(文字サイズ30pt)

・30,000円     名入れ(文字サイズ60pt)+オリジナル手ぬぐい1枚

・50,000円     名入れ(文字サイズ80pt)+オリジナル手ぬぐい2枚

・100,000円   名入れ(文字サイズ150pt)+オリジナル手ぬぐい5枚

・300,000円   名入れ(文字サイズ250pt)+オリジナル手ぬぐい10枚

・500,000円   名入れ(文字サイズ350pt)+オリジナル手ぬぐい20枚

※10,000円~50,000円:大漁旗サイズ(1000x1500)
※100,000円~:大漁旗サイズ(1200x1800)

We will send a thank you message card to everyone who supports our project. Also your name will be displayed on the fisherman’s flag, a large colorful flag with traditional motifs to pray and signify a large catch of fish.  When the fishing resumes, we set sail with this fishing flag flying. We will also send you an originally designed hand towel.  We will report on the project in the "Activity Report" section of the project page too.

We would like to express our gratitude to all those who support our lives.


◆ 地域コミュニティへの貢献 ◆

私たち漁師の役割は、ただ魚介を捕るだけではありません。私たちは、珠洲の文化と伝統を守る重要な役割も担っています。

特に、私たちの地域では、漁師が中心となって伝統的な祭りを続けてきました。これらの祭りは、地域の人々にとって心の拠り所であり、コミュニティを強く結びつける大切な文化です。

しかし、漁業が再開できなければ、これらの伝統も失われてしまう。漁師としての私たちの役割は、海の幸を提供することだけでなく、これらの大切な文化を次世代に継承することにもあります。

私たちのクラウドファンディングプロジェクトへのご支援は、私たちが漁業を通じて地域コミュニティに貢献する手助けとなります。あなたのご支援が、私たちの生活と共に地域の文化と伝統を守るための力となります。

Our role as fishermen is more than just catching fish and shellfish. We also play an important role in preserving the culture and traditions of Suzu City. In particular, our community has continued to hold traditional festivals led by fishermen. These festivals are an important part of our culture, as they are a spiritual center for the local people and strongly bind the community together.

However, if the fishing industry cannot resume, these traditions will also be lost. Our role as fishermen is not only to provide seafood, but also to pass on these valuable cultural traditions to the next generation.

Your support for our crowdfunding project will help us contribute to the local community through our fishing industry. Your support will help us preserve local culture and traditions.

◆ スケジュールと実施時期 ◆

資金が集まり次第、漁船と計器の購入に着手します。また、地盤隆起の対策が整い次第、漁業の再開に向けて準備を進めます。私たちの生活は海と密接に結びついており、一日も早く再開することが重要です。2024年内に海に戻ることを目指しています。

As soon as funds are raised, we will begin purchasing a fishing boat. Our lives are closely tied to the sea, and  it is important that we reopen the fishery as soon as possible; we aim to return to the sea by the end of 2024.

◆ 最後に ◆

この困難な時期を乗り越え、私たち漁師が再び海へ戻るための支援を、どうかお願いいたします。

皆様のご支援が、私たちの生活と地域コミュニティの再建の力になります。

I would like to ask for your support to help us get through this difficult time and return to the sea.



協力会社のご紹介◆ 

絵画教室アトリエ・エビス 代表 佐藤裕子

今回のクラウドファンドを立ち上げるにあたり、【絵画教室アトリエ・エビス(東京 恵比寿・表参道・三鷹)】様より、ご協力を頂きました。

~~~~~
『それは、私たちの一枚の絵(サムホール展)から「寺家キリコ祭」祭具の修復への協力から始まりました』

昨年9月寄付先訪問でアトリエ会員さんたちと輪島・珠洲に行き、珠洲の寺家では「キリコ祭」に参加。「よばれ」という地元の方たちから素晴らしい接待を受けました。蟹谷博樹さんは祭にかける情熱の漁師であり、祭り地区の組長でもあります。
私たちにとって蟹谷博樹さんとの出会いは強烈でした。心から町の人を愛し、お祭りに情熱をかける人を私たちは見たことがなかったからです。

2024年元旦の能登半島地震。すべてを流された蟹谷さん。でも自らのことは顧みず、直後から休むことなく町のために道路を修復し、集会所に簡易の風呂を設置し、さらに被災者の面倒をもみる。

彼は徹頭徹尾、町の人のために心を砕いた。

自然の厳しさを知り尽くした蟹谷博樹さんですが、また海に戻りたいと。彼が再び日本海に船を仕立て、漁を再開し、元気になれば、きっと町は蘇り、必ずや素晴らしい「キリコ祭」も戻る。そして人々も戻ってくる。
そう信じた私たちは、蟹谷博樹さんのこのプロジェクトに協力しました。


キリコという祭りの山車は、正面には大書や浮き字の紋、背面には、キリコ絵師による観音菩薩や勇壮な武者絵そして美人画などが描かれています。さらに欄干や担ぎ棒など随所に木彫刻に、金箔や本漆などが施されています。そして祭りの派手な衣装や太鼓の音。まさに伝統芸術の原点がこの祭に集約され、人々を魅了します。

I would like to thank Atelier Ebisu for their cooperation in setting up this crowdfund.Atelier Ebisu has been donating proceeds from exhibitions and workshops to support reconstruction efforts in the affected areas since 2011.Atelier Ebisu also donated to festival reconstruction efforts, including the restoration of a Kiriko festival in the Teraya district, Suzu City, which was hardest hit by the Noto earthquake that occurred in May 2023.

The atelier's owner, Yuko Sato, says

“Our encounter with Hiroki Kanya, a fisherman and district leader with a passion for the "Kiriko Festival”the local festival was intense. We had never seen anyone who truly loved the people of his town and was so passionate about the festival.

Since the Noto earthquake, he has been repairing roads without a break, installing baths in the community center, and taking care of the victims of the disaster. If Mr. Kanya, who is devoted to the people of the town, can once again set sail on the Sea of Japan in his own boat, the town will revive again. And the festival will begin. We believed so and cooperated with this project.”



最新の活動報告

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  • 冬だった震災が、夏を越えて、もはや秋の空になってしまいました。先日仮設の炊き出しに、軽井沢の緑友食堂さんと一緒に、珠洲の仮設にお邪魔しました。高齢の方も多く、籠っている方には「お配り隊」が、安否確認と同時に炊き出しを配ることになっているそうです。東北震災の時の仮設が設置されていて、10月というのに結構蒸し暑い印象でした。船はもうすぐ申請が下りるということでしたが、今度は購入す予定の船が売れてしまって、どうにもちぐはぐで、うまくいきません。そこへもってきて豪雨災害です。一時断水もして大変でしたが、今は正常に戻っています。度重なる災害に見舞われていますが、現地の方は淡々と過ごしておられるように見受けます。しかし、とにかく心が折れることばかり。早く光が見られる日が来ますよう祈る気持ちです。これからも応援よろしくお願いいたします。 もっと見る

  • お祭りと再び災害 byアトリエ・エビス NO10

    2024/09/23 18:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 久しぶりです。元気にしています。みなさんも元気ですか?さて、この写真みんな真剣な顔をしています。そうです。ボヤキから始めます。相変わらずの珠洲です。市長さんも来てくれません。もちろん石川県馳知事も来てくれません。しかし、一昨日「永遠のゼロ」の百田尚樹先生が私たちの話を聞きに来てくれました。能登半島にたまたま震度7の大地震が来たけど、日本全国どこにでも起こりえる話。能登半島のインフラを戻すことと同時に産業誘致していく。能登はいいモデルケースになるのになあという話。私たちのことを忘れないで思ってくれている人が一人でも多くいますように、と願っています。国から「生業補助金」が出るといわれていますが、なかなか出てきません。皆様のクラファンと国からの生業補助金で前と同じ船が戻るということが分かり、もう1か月以上も前から申請を出しています。しかし一向に返事がありません。補助金が出るというから待つ。でもいくら待っても連絡がありません。いつまで待っていいのかわかりません。一日も早く漁に出たいものです。 もっと見る

コメント

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