今年の元旦、初詣客で賑わっていた須須神社。この地域に突然の震災が訪れた。家も船も失った漁師蟹谷博樹さん(須須神社総代)、自分のことも顧みず、重機で畳を吊って道路を作り、初詣客を家に戻した。そんな姿をテレビで見て、かねてからキリコ祭りの復興を応援していた私たちは、この人なら街を明るく復興できると思い、クラファンすることに決めた。まだ船は戻らない、町の復興もまだまだ。しかし、一年間蟹谷さんにはこのクラファンが大きな励みになったのではないかと感じている。
遅々として進まない復興の中、蟹谷さんは常に町のために働き、漁に出られない代わりに、倒れた家の廃材や、流木の片づけ等。「釣る」ことにかけては一流の蟹谷さん一年本当に頑張りました。
輪島の塗師屋さん大家さんもその姿を見て、「かっこよかったよ」と感動していました。
そしてついに年の瀬。須須神社の鐘を重機で吊っていると写真が舞い込みました。なんと除夜に鳴らす鐘まで釣って(吊って)いたのです。
そして明日NHKの「ゆく年くる年」で放送
12月31日 23:51~「ゆく年」須須神社2分30秒
1月1日 0:09~ 「くる年」須須神社1分30秒
漁師蟹谷博樹に吊られた除夜の鐘が登場します。
★キリコの灯りも灯されます。
是非皆様ご覧になり復興をご一緒に祈っていただければ幸いです
新しい吉祥丸早く戻ってきますように!
皆様どうぞよいお年をお迎えください。そして来年もどうぞ見守りつづけ、力を送ってていただければ幸いです。